孤独なスポーツ道、登山というもの。と最近心を痛めたニュース。
こんにちは。
ついに来週日曜日に富士登山を控えた著者です、お元気でお過ごしでしょうか。
今日は富士山直前の最終予習ということで、丹沢、塔ノ岳に登って来ました。
と言っても、私は塔ノ岳登山に付き物の大倉尾根・・・通称バカ尾根(この辺りは神奈川県民だとよくわかってくれると思いますが)・・バカ尾根が大嫌いなので、今回もバカ尾根を回避して、訓練所尾根を登って参りました。
下にも書いている、訓練所尾根登山ですが、これ、今は「小丸尾根」と呼ぶらしいです。
もう訓練所がなくなって久しいので、誰も訓練所を知らず、小丸尾根の方が馴染み深いらしい。訓練所訓練所と連呼していたのに、なんとも残念な話です。
↓ ↓ 過去の訓練所尾根・・・もとい、小丸尾根経由の塔ノ岳登山(塔ノ岳から蛭ヶ岳に行っています)の記録は下記です。お時間ある方、今日撮れなかった富士山が綺麗に撮れているので、良かったら覗いてみてくださいませ。
主峰蛭ヶ岳縦走、39KM歩いた長い夏の1日。 (2019年)
今年も登ってまいりました。蛭ヶ岳登山の長い夏の1日。 (2020年)
丹沢はなぜなめられるのか? 〜丹沢のラスボス、蛭ヶ岳に行ってきた話〜 (2021年)
丹沢のラスボス、蛭ヶ岳の山荘に泊まってみた。前編 (2023年)
今日は暑い、先週も暑さでバテた、ということもあって、今日は丹沢山や蛭ヶ岳は念頭におかず、小丸尾根から塔ノ岳に登り、塔ノ岳からバカ尾根を下ってあっさり帰って来ました。
そうすると、この小丸尾根のおよそ2時間のタイムが妙に気になって仕方がないんですよね。
2019年は1時間55分、2021年に至っては1時間45分で登っているではありませんか。
今回は2時間10分かかったんですよねー
時間かかりすぎ。
ちょっと老化が激し過ぎると思いませんか?
登山は人生修行のために行っていて、よく登山の道程から啓示を受けることもあり、よりよく生きるためにこそ山を登っているのである。
とは言ってみるものの、パリオリンピックもやってますしね。
登山もスポーツですよね。
やっぱりタイムは気になるものですよね・・・
という言葉、雲取山に登った時に、下山の途中で会った霧藻ヶ峰の休憩所のご主人が言ってらっしゃったのです。
その時はピンとこなかったんですが、今日はヒシヒシと感じました。
行きの小丸尾根のタイムが気になったこと、そして、下山の大倉尾根で何度もすれ違った、バカ尾根を走り降りるトレランの方々。
やけにカッコ良かったんですよね。
あんな風になれたら、とっても自分を好きになれそうな気がしました。
写真下、山頂の尊仏山荘でコーラをいただいた。山頂で飲むキンキンに冷えたコーラが美味しい。(コーラを運んでくれる)ボランティアの方々、ありがとうございます。
今日は富士山が見られませんでしたし、大した啓示も受けられていませんが、体を鍛えに行ったと思えば、まぁ、まぁ、目的は達成できているような気がします。
富士登山前のいいトレーニングになりました。
それに自己採点では遅いと感じた登山ですが、YAMAPで見ると130%から150%で「速い」と出てくるんですよね。
多分下りだけ速かったんだと思います。登りは速くないはずですが、それでも嬉しく感じてしまいますね。褒めてくれてありがとう、YAMAPアプリさん。
写真下、大倉尾根から下の道程。大倉尾根は7kmあります。いいトレーニングですね。
ということは、あれですかね。人は人生を学ぶために生きているという私の持論ですが、あれも、スポーツの一種なんでしょうかね。
人は、己を鍛えるために生きている。人生とはスポーツである。
オリンピックもやっているし、ギャン泣きしている柔道選手もいましたけれど、ああいうところにスポーツ魂を見せてグッと堪えてほしいとか思っちゃったりしますもんね。人生の道はスポーツに通じているのかもしれませんね。
登山のスポーツ道を極めれば、人としても豊かになっていくような気がします。
がんばれ、私。
ということで、オリンピック頑張れ、と連動して、自分も鼓舞して終了とさせていただきます。
それにしても、孤独な道程だなぁ。
まぁ、まぁ、それも鍛えることですよ。頑張りましょう。
今日も最後まで読んでいただきどうもありがとうございます。
素敵な時間を過ごせますよう。
願いを込めて。
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