大銀杏の紅葉に慰められる。お題「急に寒くなった」。
こんにちは!
散歩が趣味のらら(著者)です。今日は2万8千歩(約18km)歩きましたね。ちょっと少なかった方ですかね・・・
さて、今日のお題はまたアメブロからお借りして、「急に寒くなった」です。
ここしばらく寒いですよね。ちょっと前まで11月だというのに夏日が続いて驚かされましたが、やっと寒くなった。
私、以前、このブログで、前世は樹木だったんじゃないか、というお話をしましたが、本当にねぇ、急に寒くなると木のことなんかが気になるんですよね。
「やっと寒くなったぞ、ほら、やっと紅葉できる。さあ、行こう、追い上げてこう」
なんて具合に、紅葉できなかった木々が不憫だったものですから、ホッとしてしまって。
それで、森の中を歩きながら、木々に声をかけていくわけです。
「冬だよー もう冬が来たよー」
「染まろうねー」
ファンタジーの世界ですかね、笑
でも、森の中の木というのはまだいいんですよね、かわいそうなのは、街路樹の方で、日の照るところに立ちん坊の木が多いもので、なかなか染まれない。銀杏なんかが特に不憫なんですよね・・
森の中の木々は日陰も多くて、染まりが早い気がします。
写真上は3日前くらいです。一番遅いモミジもだいぶ染まってきました。
写真下は、公園の入り口の石碑で、この石碑の上の紅葉が、例年12月の初旬には綺麗に染まるんですが今年はまだまだ青いですね。
やはり暖冬の影響が出ているようです。
ところで、先日下のブログで書いた潰れそうな町工場なんですが・・
今日、土曜日なのに閉まっていました・・・
たまたま休んだのかもしれませんが、今までずっと土曜日も営業していたんですよね。それに閉まり方が、やけに整理整頓されているというのか・・何も残さずに、綺麗に閉まっていた。
思わず、やばい、潰れたか、ついに・・ と思いました。
それと、一番端にある鏡とサッシの町工場ですが、工場の中の在庫を運び出していたんですよね。なんか業者らしき人たち二人が工場の在庫をトラックに乗せていて、それを若夫婦が見守っていました。そして言うには・・
「駐車場5台分ぐらいだよね・・・」
「うん、そうだね」
何の算段だよ?? とギョッとしてしまいました。
鏡工場も潰れたのでしょうか。車の工場と同じ時期に・・?
いやだ、いやだ、と思って。またつい、海外にでも行ってしまいたい、
消えてしまいたい、と思いましたよ。
日本が壊れていく姿を見るのは、本当に、辛い。
それでも、そんな不景気が漲る中でも、一心に紅葉を見せてくれる銀杏。
神社の大銀杏が美しくて、しばし、見惚れてしまいました。
前世は本当に木だったんじゃないでしょうかね。
こう言う素晴らしい木々の姿を見ると本当に癒されてしまいます。
心が安らぐんですよね。
町工場の一つ、二つ、仕方ないじゃないか、と思えてきてしまう。
どうせ、人間の作ったものじゃないか。
なんて。
あんなに悲しんで、あんなに恐れていた、猫とラジオの消える日を、あっさり受け入れさせてくれる大銀杏の紅葉。本当にありがたかったです。
さぁ、寒くなったよ。大銀杏に続いて、みんな頑張って染まっていこう。
なんて、声をかけて、今日も散歩を終えました。
しかし、何ですね。急に寒くなって、人間達は着るものに困りますよね。
しかも朝はめちゃくちゃ寒いけれど、日中はダウンじゃ暑かったりしますからね。
ああー 前世はこんな苦労もしなくて済んだのかもしれないんですけれどね、笑
今日も最後まで読んでいただき、どうもありがとうございます。
素敵な週末となりますように。
願いを込めて。