雨の金時山〜明神ヶ岳縦走記念日。
こんにちは!
6月7日に梅雨入りしたようですが、お元気でお過ごしでしょうか。
私はといえば、梅雨入り当日に箱根の山に登ってきました。
無料の「てんくら」ではA判定だったのですが、
途中から雨が降り始めて、レインウェアを着ての登山となりました。
おそらく、有料のお天気アプリでは雨予報だったのではないでしょうか。
箱根の登山バスに乗ったら、金時山の登山口の乙女峠行きは、
私のほかに誰も登山者がいなくて、バスは貸切状態でした。
なかなか寂しいスタートとなりました。
さて、一人で乙女峠バス停で降りたものの、金時山に登ったのは何十年も前です。
登山口がわからなくて右往左往して、
やっと登山口らしきものを見つけて、(ロープが張られて立入禁止状態でした!)
登り始めましたが、ここでも先が思いやられる事態に。
それでもなんとか順調に、乙女峠に到着。
道中、寂しい登山でしたが、やっとここで3人組の登山者の方々と
お会いすることができました。
ほっとして、思わず嬉しくなり、写真を撮っていただきました。
3人組の方々と別れると、また静かな道中となりました。
そして、金時山に着く前にパラパラと雨が降り始めて、
慌ててレインウェアをきて、ザックにもレインカバーをしました。
金時山の山頂といえば、富士山の絶景と相場が決まっていますので、
こんな日に金時山に登る物好きは少ないんだろうなぁ、と登頂してみると、
意外なことに山頂は、たくさんの登山者たちが休憩していらっしゃいました。
こちらも甘さが身に染みて、元気が出ました!
しかし、お天気の方は相変わらずで、
それどころか雨とガスがひどくなってきました。
ここで下山しようかと一瞬悩みましたが、
初めの登山計画通り、明神ヶ岳まで足を伸ばすことに。
新しい靴を慣らしたかったし、雨の日の登山のトレーニングと割り切って、
ほとんど人がいない道をぐんぐん進みました。
「熊が出てたら大変!」と思って、くま鈴を大音量でリンリン鳴らしながら歩きます。
すると、道の前方にのそっと大きな影が現れました。
ギョッして身構えると・・・、なんと大きな雌鹿さんでした!
一生懸命に草を食べていて、
大音量のくま鈴を鳴らしている私のことなんて、まったく眼中に入らない様子。
あれ? くま鈴って鹿さんには効かないのかな・・?
と思いつつ、すぐ隣を静かに通り抜けてきました。
その瞬間、ふっと目が合ったのですが、長いまつ毛の生えた大きな瞳が、
本当につぶらで綺麗だなぁ、と雨の中で心がじんわり暖かくなりました。
雨は霧雨のようで、思ったほどには酷い降りにはならず、
むしろ涼しくて歩きやすいほど。
アップダウンを3回ほど繰り返して、やっと明神ヶ岳の山頂へ到着しました。
山頂には、ミャンマーとフランスから来られたという3人組の外国人の姿が。
写真の撮り方のアドバイスをし合ったりして、
とても楽しい国際交流の会話ができました。
明神ヶ岳も富士山の絶景が楽しめる山ですが、
残念ながら、周りは真っ白で何も見えず。
でも彼らは、何も見えない山頂でも、
本当に楽しそうに、たくさんの記念撮影をしていました。
「そっか、こんな雨と霧の景色でも、彼らにとっては一生に一度の、
かけがえのない日本の思い出なんだなぁ」
そう気づいた瞬間、私のこの雨の登山も、なんだかすごく特別で、
貴重なものに思えてきたのです。
靴もすっかり足に馴染んだし、素晴らしいトレーニングになりました。
景色は見えなくても、こんな風に心に残る記念日があってもいいですよね。
久々登山もこれで3回目。
体も少しずつ慣れて、筋肉が戻ってきたような嬉しい手応えを感じています。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
今日も心穏やかな素晴らしい一日となりますように。
願いを込めて。









