小さき青き鳥が失われた日。



 Twitterの青い鳥が消滅することになった。

 ニュースを聞いて、自分が思っていたよりもずっとあの「小さき青き鳥」を好きだったことに気がついた。

 小さき青き鳥というのは、歌人の俵万智さんが詠んだ歌からだ。

 
 「言の葉をついと咥えて飛んでいく 小さき青き鳥を忘れず」
 
 青い鳥が消滅するなんて。
 アップルの、リンゴのマークがなくなるのと同じくらいの衝撃ではないだろうか。



 ツイッターの新ロゴ、「X」を発表 青い鳥は「消滅」 7/24(月) 19:01配信


  米起業家のイーロン・マスク氏は23日(日本時間24日)、買収したツイッターのロゴマークをめぐり、青い鳥に代わる「X」のデザインを発表した。マスク氏は前日に「まもなくツイッターのブランドにさよならを告げる。徐々に全ての鳥とお別れする」とツイッター上で報告していた。


 マスク氏は4月、自らが所有する法人「X(エックス)社」に、ツイッター社を統合したと報告。今月22日に「合格点をつけられる『X』のロゴが集まったら、世界中に公開する」と発表し、翌23日には自分のアイコンを新たなロゴの「X」に変えた。


 青い鳥は、ツイッターの象徴でもあった。変更発表を受けて「ツイッター消滅」がトレンド入りし、ユーザーから青い鳥との「別れがつらい」と惜しむ声も集まった。


 マスク氏は昨年10月の買収以降、ツイッターの変革を進めてきた。決済サービスなどを盛り込んだ「スーパーアプリ」にする考えを示し、そのアプリの名前を「X」と呼んでいた。



 




 このツイートの一番上に、青い鳥がちょこんといるところが好きだったなぁ。
 今見たら、Xの文字に変わっていた。

 衝撃。そして素直に、ダサいなぁと思う。

 アイフォンだけはかろうじてまだ青い鳥なので、画面キャプチャで録画してみた。





 青い鳥が飛んでいくだけの画面だが、おそらくこれ、ものすごい貴重だと思う、笑


 愚かなイーロン・マスクが何を奪ったのか、おそらく時代が自然と教えてくれるだろうと思うけれど。私は何もできない、変化を歯軋りして見送ることしか。


 だけど、せめて、この青い鳥が失われた日のことを忘れずに生きていこうと思う。


 さようなら、「小さき青き鳥」。




 それにしても、Twitterという名称もなくなるんでしょうかね。

 ツイートは、エックス、リツイートは、リエックスとかいうようになったら嫌ですね。

 ・・・・。




 今日も最後まで読んでいただきどうもありがとうございます。


 素敵な時間を過ごせますように。

 願いを込めて。








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