体も心も寒くても、マシなこともあります。
今日は関東は雪ですよ。いやー寒いですね。
野良猫たちがどうやって過ごしているのか、とても心配な私ですが、それでも、寒くてよかった、と思うこともあるんです。
え? なんでですかって? 寒くていいわけがない??
いや、いいんですよ。なんせ寒いと、ゴキブリもアリンコも出てきませんからね。野良猫に餌をやる私としては、とても都合がいいわけです。置き餌できますからね。猫ちゃんの都合で食べてもらえるんです。そして、アリといえば、アレですよ。
去年の末に、ヒアリの女王が見つかった! と何度か話題になりましたよね。
おそらく女王アリは姿を隠していて、今頃せっせと卵を産んでいる・・ そして、冬が終わり、春が来て、暖かくなったら、一斉に奴ら出てくると思うんですよ。ヒアリが!
どうです? ついに日本もヒアリの被害が出るわけですよ。ヒアリの何が悪いかって、人が刺されて死ぬ、ということも怖いですが、一番怖いのは、農業被害です。
これはきっと深刻ですよ〜 アメリカでは6000億円越えの経済被害が出たという話もあります。日本の場合、特に来年は日米FTA、TPPと重なりますからね。農業、畜産業はボロッぼろになり、食料自給率は急降下を遂げるのではないかと懸念されます。
あー、春が怖い。毎年、春を心待ちにして、冬を生きてるんですが、今年は春が怖いです・・・
そんな私の、主食がなくなってしまいます、シリーズ第二弾。
(いつからシリーズになったんだか??)
唯一事実を書くマスコミ、我らが長周新聞さんから、今日もお届けします。
今回の引用記事は、豚コレラについて。国際ヨーネ病学会理事・百溪英一さんのお話です。印象的なのは、記事の中で、百溪さんが、こういう疑問を提示しているところです。つまり、豚コレラについて・・・・
あれは、政府が「あえて」回避しなかったのではないか? そう思うのは私だけだろうか?と・・・・
私はこの洞察は深いと思います。そう思っている日本人は多分消費者、生産者も含めて、たくさんいらっしゃると思います。
えっ?? 思わないですって?
でも、時期が時期なんですよ。
日米FTAでの畜産農家の被害わかります? 日本の畜産業は壊滅するだろう、とまで言われているんですよ。なのに、豚コレラについて、何年も手を打ってこなかった。だから、豚コレラについて、何も手を打ってこなかったのでは? と思われても仕方ありませんよね。
まぁ、詳しくは下記の文章をサクッと読んでみてください。私の説明よりいいと思いますので・・・
引用開始〜
政府・農水省の食料安定供給や食料安全保障に対する基本姿勢を疑う
本年開催の東京オリンピックにかかる総経費が3兆円をこえるといい、社民党の福島瑞穂議員によれば総理が表明した海外への支援額を機械的に加算すると、円借款や一部重複部分を含め54兆3621億円になるという回答が外務省からえられたという(2018年1月26日参院代表質問)。この国家予算のごく一部をワクチンの研究開発に投入することができなかったのか不思議である。
家畜防疫担当者が懸命な努力をされてきていることは十分理解できるのだが、2018年から発生している豚コレラが何故終息していないのだろうか。たしかに手強い相手ではあるが、筆者は根底には政府の防疫に対する判断力の欠如があると思う。さらに言えば、本紙でも繰り返し取り上げてきている、種子法廃止や日米FTA締結といった、日本の農業や畜産業自体をなくしてしまい、米国から100%輸入にしてトランプ大統領に褒められたいという、安倍政権のポリシーがあるのではないかと個人的には疑っている。
例えば、従来、牛肉の輸入に課せられてきた関税38・5%は締結後、最終的に9%にまで下がるとされる。安い豚肉に対して最大482円/㌔㌘かかっていた関税は2027年に50円/㌔㌘にされるといわれており、高級な豚肉の関税4・3%が2027年にはゼロになるとされている。これでは日本の畜産業は破滅するだろう。
農畜産業の前途を厳しくする施策ばかりを進める政府
また、乳製品は他の農産物と比べると相対的に高い関税を維持して国内酪農を守ってきた。米国は参加しなかったが、2018年のTPP発効後、参加国からの牛肉、豚肉輸入量に加えて、チーズなどの輸入量は大きく増加したことが知られている。乳製品はこれまで、輸入量の多いナチュラルチーズでも関税率は約30%、脱脂粉乳とバターには100%を超える関税が課せられていたが、脱脂粉乳・バターについては、現行の国家貿易制度および枠外税率を維持した上で、脱脂粉乳・バター合計で一定数量のTPP枠が設定され、11年目までに、バターや脱脂粉乳、チーズなどの輸入関税率が引き下げられ、輸入量が大幅に増えている。
これに米国とのFTA締結の影響が出ると乳製品の輸入もさらに拡大するであろう。
これは日本の畜産に対する大きな打撃である。食料安全保障について安倍自民党政権がなんらの考慮もしていないばかりか、破壊しようと動いてきているように感じるのは筆者だけだろうか。農業も畜産業も一旦生産活動が停止したら、すぐに停止前の状況に再開復帰できるものではなく、長期的な安定生産のための戦略が不可欠である。安全安心の畜産物の供給をすることは国の責務である。
〜引用終了
(※続き、記事全文はこちらでお願いします。豚コレラ被害を抑える努力を、どのように惜しんできたのかも書かれています)
食料安全保障について安倍自民党政権がなんらの考慮もしていないばかりか、破壊しようと動いてきているように感じるのは筆者だけだろうか。
いえいえ、そう思ってるの、多分日本人みーんなですよ!
少なくとも私は思ってます。安心してください。
食料自給率をわざと下げる方向に努力しているとしか思えませんもんね。最近の政府の政策を見ていると。それは、国民は皆感じていて、不安を抱いていると思います。じゃなきゃ、山本太郎代表の演説にあんなに人が集まりませんって。
それにしても、このままでは、ほんと、私の夕飯のヨーグルトが危うい・・・
安くて美味しいものを確保できなくなってしまいます。
どうにかならないですかねー
今年こそは安倍政権の政権交代をみんなで願いましょうね!
では、また。寒いですが、風邪をひかないように気をつけてくださいね。
あと、寒くても、体も心も寒くても、決して愚痴らないように。
ヒアリに食われるよりはマシですよー!
では、良い週末を。