ピンクリボンの森で。(写真の記録17日目)

 

 こんにちは。ららです。

 今日は雨の中、泉の森に出かけてきました。




 泉の森は公園の管理会社がしっかりしていて、ちょっとでも枯れた傾向の木が見つかると、すぐに伐採してしまいます。

 見た目は元気そうに見えるのに、樹木医の眼には衰えが映ったのでしょう。

 ピンクリボンのついた木を見て(次に伐る予定の木です)、何度胸を痛めたことか。

 なので、私のお散歩は、お気に入りの木にピンクリボンが付いていないか、ドキドキしながら確認するところから始まります。


 今日は大丈夫です。

 長老と呼んでいる大きな楠にも、お気に入りの楓にも、みな無事でした。


 ところが・・




 写真はムラサキエノオログサ。綺麗に染まっていました。




 一昨年まで、見事な紅葉を見せてくれていたイロハモミジがすでに枯れていて、とても驚かされました。

 根元には注意書きの張り紙がしてありました。
 
 「頭上に枯れ枝あり。(気をつけてください)」

 このイロハモミジの木は、泉の森の唯一の映えスポットだったのです。

 周りの木々は染まらなくても、この木だけは、12月の頭ごろに染まってくれていました。 

 下の写真は2023年の画像です。




 昨年から染まる前に枯れてしまい、今年こそは染まってほしい、と気にかけていた木です。

 それが今年は紅葉どころか、すでに葉が枯れていて、注意書さえある。

 この分だと、枯れ木と見なされて、ピンクリボンがつくのも時間の問題かもしれません。

 胸がザワザワしました。


 あんなに、毎年美しく染まっていたのに・・


 地球環境は、もう次の段階に入ってしまったのだと、深く思い知らされました。





 枯れ木になったイロハモミジの隣では、ホトトギスが群生して咲いていました。

 地球環境の変化には、木よりも花の方が強いのかもしれません。

 今年も無事に咲いた彼岸花のことが頭をよぎりました。

 花はまだ大丈夫。けれど、木はもう限界なのかもしれない。

 このままだと、地球上のあらゆる木がピンクリボンだらけになってしまいそうだと憂慮しました。




 そして池には鴨が飛来していました。

 先週はいたかな? 気が付きませんでした。

 もうそんな時期なんだと思ったあと、この場合の認識は合っているのかな、と少し不思議になりました。

 地球環境の時間軸がおかしくなっていて、植物も動物も昆虫もみんな大混乱している様な気がします。

 10月頭まで、蝉の声もしていました。背筋がゾッとしたものです。


 去年と同じ様に、今年も希望を持ちたいと思います。

 きっと今年がたまたま悪いだけで。

 来年こそは、イロハモミジがまた色付きますようにと・・

 そう強く願いながら、

 この変わってしまった季節の段階は、もう二度と戻らないような気がしてなりません。


 

 最後まで読んでくださり、どうもありがとうございました。

 今日も穏やかな心温まる一日でありますように。

 願いを込めて。



 



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