劇映画「孤独のグルメ」〜スープをめぐる五郎の優しい冒険〜
こんにちは!
今日は、劇映画「孤独のグルメ」を観ました。
シーズン1からずっと観てきましたが、松重さん、まだまだお若いですね〜!
今回も、いつものおとぼけぶりが健在で、思わず笑ってしまいました。
何にも考えずにほっこりしたい時にぴったりの1本です。
劇映画 孤独のグルメ
監督:松重豊、出演:松重豊、オダギリジョー、内田有紀、杏。
【あらすじ】
井之頭五郎は、かつての恋人・小雪の娘、千秋からとある依頼の連絡があり飛行機の機内で腹を減らしながらフランス・パリへ向かう。パリに到着し、空腹をいつものように満たし、千秋とともに依頼者の祖父の元へ向かう。そこで、千秋の祖父である一郎から、「子供の頃に飲んだスープがもう一度飲みたい。食材を集めて探して欲しい。」とお願いされる。わずかな地名をヒントに、五郎も行って食材を探してみることにしたのだが…。フランス、韓国、長崎、東京。究極のスープを求めて、五郎は世界へ漕ぎだす!しかし…スープ探しのはずが、行く先々で様々な人や事件に遭遇。次第に大きな何かに巻きこまれていく…。
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・ハートウォーミングで満足。でもシリーズと言えるかは少し悩む・・
映画としては、とても良かった。
ハートウォーミングな作りで、ちょっととぼけた感じが心地よく、ほっこり癒されました。
ちょっと・・加減が絶妙で、松重監督ならではの味わいが出ていたと思います。
ただ、「孤独のグルメ」のシリーズの延長かと言われると、ちょっとだけ悩みます。
いつものような、あのガツンとくる食事シーンが、今回は見当たらなかったからです。
食事シーン自体は7回ほどあり、美味しそうではありました。
でも、それぞれがドラマの流れの中でついでに出てくるような印象で、シリーズによくある本物のレストランを舞台にした紹介スタイルとは違っています。
・格闘技的食事シーンが恋しかったかも?
井之頭五郎が食事と真剣に向き合うシーンーー
独り言を交えながらの食との格闘技的シーンが少なかったのは、正直ちょっと寂しかったです。
いつもの30分ドラマでは、「ドラマの合間に食事」ではなく、「食事の中にドラマ」があるような構成ですが、今回の映画ではそのバランスが逆転していて、食事が添え物のようにも感じられました。
とはいえ、物語そのものはよくできていて、ドラマとシリーズの世界観がきちんと融合していました。
2時間あっという間に感じられ、観終わった後は、
「フランスに行きたい! フレンチが食べたい!」となりました。笑
ちなみに韓国料理は・・ちょっとアピールが足りなかったかも?笑
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
今日も心穏やかな素敵な時間が流れますように。
願いを込めて。



