【Ingress】新しいエネルギーとの仁義なき戦いと無様な負けっぷり。


 日本という国は、戦後からもう長いこと属国のような存在だが、それでもバブルの頃までは、経済的な面や(日本)製品の優れた面等で、支配者を脅かす存在であったと思う。トヨタやソニーやホンダや、誇らしい企業はたくさんあった。ところが今は負けっぱなしだ。現代では、国ではなく企業が世界を支配しているので、経済で勝てないということは、国も属国のそのまた属国という負けっぷりとなるのである。

  支配者の企業は、DS・・・というと陰謀論と笑われそうなので、現代的に言えばイルミナティやフリーメイソンとしておこう、それらの組織と通じている。経済的な成功者は必ず、プロビデンスの目を自らのトレードマークやシンボルマークとして利用しているのだ。ちなみに、日本で唯一生き残っている、トヨタのマークもプロビデンスの目と言われている・・

 さて、そんな負け続きの現代を、ゲームを通して再確認している私である。先日、10年ほど続けているゲームでやっと転生したという話を書いたが、そのゲームというのが現代にとても似通っている陣取りゲームなのである。 陣取りに長けている万年与党の緑色チームのエンライテンドは、わかりやすいことにプロビデンスの目をシンボルマークにしている。そりゃ勝つよね、というわけだ。 そして、負けっぱなしの万年野党の青チームは、その名もレジスタンス。言わずもがな、歴史の反抗者は成功者の陰でいつも虐げられた思いをしているのである。

 ちなみに、県や市など公共の団体が、このゲーム(イングレスという)を町おこしに利用して取り込むことがよくあるが、その際にからなず自らの陣営に選択するのが緑チームである。万年野党のレジスタンスを自治体の陣営にすることはまずない。

 ブロビデンスの目に、政府のお墨付きとなれば、まぁ、出世をしたい方は大抵緑チームに入る。だから私はこのゲームをしていて、青チームに入る方を、本当に尊敬しているのである。何を好き好んで、負けっぱなしの野党に入るのだと。その要領の悪さ、そうまでして支配者や全体主義に反しようという間抜けさとその気概。人類の文明を守ろうという使命感。愛国心。どれも全く愛おしいではないか。

 で、昨日のことである。ゲームをしようとして、ふとスマホを見たら、日本中が緑(の陣営)だった。緑チームは昔からよくこの日本中を緑に沈める、ということをよくやるのだ。(なぜか青チームはやらない)それを見るたびに、私はイルミナティ・・もとい、国際金融資本に牛耳られた日本をという国を連想してしまうのだが、今回はゲームのイベントのせいなのか、なかなか日本を沈めている緑色(フィールドという)が解除されなかった。





 長いなぁ、まだ緑だなぁ、と暇を持て余した私は・・なぜなら緑フィールドの中では遊べないのである。

 それでも昔よりはゲームのルールが改定されてよくはなった。昔はフィールドの中では新しいフィールドを作れなかったのである。つまり、一度支配されたら最後、日本はもう死を待つしかなかった。(自分の陣営が消えるのを待つしかなかった)ところが今は、フィールドの中でもフィールドが作れるようになった。つまり、支配されていても、それなりに陣営を増やすことはできるのだ。支配者の手の中にいることを甘んじてさえいれば。 もうこの辺が現代にそっくりで笑えるのだが、私的には、まだ遊べるので、改定ルールの方がいいと思っていた。

 しかし、昨日、沈められた日本は、三重の緑のフィールドの中にあった。三つのフィールドに沈められていたのである。三重の支配。こうなると緑が濃くて、もう自分のリンクも何もかも見えやしない。リンクを張らないとフィールドが作れないので、つまりフィールドを作れない旧ルールと対して変わらず、ゲーム自体が遊べない訳なのだった。

 私はなるほどね、と納得してしまった。日本も支配の度合いが過ぎると、もう陣営は作れない訳だなぁ、と。つまり、支配者のフィールドを壊さない限り、新しいトヨタやソニーは二度と現れない訳だなぁ、と。残念なことだなぁ・・

 国際金融資本家のフィールドは決して壊れない。なぜなら彼らの強靭さは人類とは違う新しいエネルギーと結びついているからである。そうか、国が続く限り(この前提はもはやいらないかもしれないが・・)、ずっと敗残者で過ごすということか。

 それでも戦い続けなくてはならない。それがレジスタンス・・笑

 ちなみに、緑チームのフィールドだが、ゲームのイベントのお約束だったのか知らないが、10時半に一斉に解除された。(なぜ知らないのかというと、私は最近どこにも属さず、一人で遊んでいるソロプレーヤーなのである)なので、またゲームで遊べるようにはなったわけだが(フィールドを壊してくれたエージェントの方々ありがとうございます)、現実の日本は、三重に緑色のフィールドに沈められているままのような気がしてならない。日本が滅びる売国政策をし続けない限り成功できない日本の政治家(=万年与党)が、その実態を物語っているような気がするのである。




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