紅白から日本を読む?


 明けましておめでとうございます。

 と、その前に、大晦日日記です。今年も紅白歌合戦を見ましたよ〜





 



 後半のタイムテーブルはツイートで・・・ ちょっとしつこいから載せませんでした。皆さん、紅白とかどうでもいいと思いますが・・ 私的には、今年がどんな年だったのか、その総括を知るための指針としてかなり参考になるコンテンツだと思っておりますので、ここ数年、毎年大晦日は見るようにしています。

 特にコロナの時は・・悲惨でしたけれど、頑張ってましたよね。
 今年は、観客も戻り、この華やかさ。(少し席は間引いているようですが)




 トップバッターは、白組のSix TONES。ジャニーズ枠が毎年5枠なのに、今年から6枠になりましたね。6組出ていて、とても驚きました。関ジャニとか落とされるのかと思っていたのに。
 話が飛びましたが、このSix TONES、映画スズメの戸締まりで主人公宗太の声優をやっていた松村北斗くんがいらっしゃる。松村くんを見よう!と楽しみにしていたら、顔が似ていてわかりゃしないの、笑



 この子かなぁ・・と思って、アップを撮るも、ちょっと違う気がします。おばさん、困りましたね。アラフィフはこれだから・・・

 そして、二組目の郷ひろみが盛り上げてくれて、毎年トップバッターとか必ずお祭り男の役目を仰せつかるんですよね。67歳、出場回数35回、白組最多出場のおじいちゃんなのにね。

 いやぁ、頑張ってるなぁ、負けていられませんよね。





 見てください、この熱気。
 郷ひろみが出るだけで、これですよ。





 パワフルで、アラカンとは思えない熱唱でした。
 郷ひろみさん、年の瀬にどうもありがとうございます。

 おかげで、今年も日本が元気になったような気がしました。


 次に楽しみにしていたのが、鬼滅の刃遊郭編の主題歌を歌ったエメ(Aimer)さん。




 プロモーションビデオの中のシルエットでしか見たことがなくて、どんな方なんだろう、とドキドキしていました。


 そうしたら、まさかのメガネブス。(ごめんなさい)

 いや、意外な真面目そうな方だったので驚きました。


 
 いやいや、おかげで今年も鬼滅を楽しませていただきました。
 遊郭編、良かったですよ。立志編のLISAさんより感動しました、歌声に。
 どうもありがとうございました。



 そして、かなり印象的だった、藤井風さんの「死ぬのがいいわ」。
 海外でもかなり注目を浴びているラブソングだそうです。少し不気味だったんですが、とてもゾクゾクさせていただきました。
 



 あとは、ウタ(Adoさん)とか、Vaundyさんとか、良かったですね。若い方も頑張ってますよね〜 でもAdoとして出て欲しかったですよね。何、ウタって。ワンピースファンは喜ぶのかも知れませんが、Adoさんはどうなるの? 出場回数ゼロですか? 可哀想ですよねぇ。
 新時代の歌い手に対するこういう対応が紅白の人気がなくなるところなんではないかと思ったりしました。

 そして、後半終わりに近づいて、小室哲哉さん登場。
 篠原涼子さんの後ろで、そっと鍵盤を叩いていらっしゃいました。
 髪型のせいなのか、かなり女性化しているご様子が伺えました。




 そしてついに、特別枠の氷川きよしさんが登場です!

 特別枠って言っても、普通に第二部のプログラムの中ですし、ラストは白組のところに立っていらっしゃいましたし。どこが特別かは今ひとつわかりませんでしたが。



 とにかく往年の小林幸子(懐かしいですね)を思わせる、ものすごいセットでした。





 見た目も、小室さんとは違い、いい意味で女性化していらして。

 とても美しかったですね〜






 最後に、「I’ll be back!」と言ってらしたのがとても印象的でした。

 ええ、そうでしょうとも。お帰りを待ってますよ、氷川さん。行ってらっしゃい!

 歌声をどうもありがとうございました。





 そして、最後に、桑田佳祐さん、Charさんら同年代のユニット。時代遅れのRock 'n' Roll Band、こちらも楽しかったです。ドリフかと思いました。(懐かしいセットで出てくるんです)


 総括すると、最近の紅白は、コンプライアンスやジェンダー平等問題に寄り添いすぎて、やけにAI的になり、番組自体が薄まって、もはや趣旨がなんだかわからなくなっていた、という感想を抱いておりましたが、いやぁ、今年はちょっと良かったんじゃないでしょうかね。

 華やかだったのもありますが、歌が歌えなくなったボロボロの若大将が出てきたりね、桑田佳祐さんが反戦ソング歌ってみたりね。売れてない懐メロが登場したりね。ちょっと昭和くさかったというか、古臭かったんですよね。年寄りの視聴者に寄り添った結果らしいですよ? まぁ、そこが原点回帰みたいな気がしましたし、(それにしても、若大将は酷かったなぁ・・・引退するらしいです、納得の歌声でした)「紅白は年寄りの見るもの」というのが本質ということでいいんじゃないでしょうかね、視聴率は落ちるし、批判はされるでしょうけれど。

 日本も、あまり多様性に対応しすぎて、何が何だかわからなくなって、AI的な国になっていますけれど、もう少し原点回帰してもいいかも知れませんね。
 成長期を過ぎた斜陽国なのですから、もう数が落ちるのは抗えないことですから、未来に寄り添いすぎて何が何だかわからない国になるよりは、アイディンティティを守り抜いた方が潔い散り際ではないでしょうか。

 なんて思いました。

 ではでは、これから初詣に行ってきます。


 今年もどうぞよろしくお願いいたします。


 素敵な元旦となりますよう。
 願いを込めて。




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