人生をやり直したいかと聞かれると、答えは・・

 

 こんにちはー!

 コロナ、すごいですね。

 私の周りでも感染する方がちらほら出てきて、今までは割と他人事・・・というか、コロナにかかる確率は、割とレアなものだと思っていたのですが、もうそうじゃない、と。

 いつ自分がコロナになっても不思議じゃないな、とちょっとドキドキしています。

 今のコロナは軽症だと言われていますが、下のブログを読んでいただけると、実際は、かなり厳しいことがわかります。国が全く頼りにならないことも、いざとなったら「使える」かかりつけの病院を自分で確保しておかないと大変なことになることも・・・。大変興味深かったので、ぜひ読んでみてください。

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 コロナ感染記

 



 さて、私の近況ですが、うちの猫のミーちゃんが、引き続き、お水を全く飲みません。下痢はお薬でやっと治り、おとといからご飯も少し食べられるようになりました。

 ですが、腎臓病に不可欠の水を飲まないため、朝晩、二回に分けて点滴をしています。

 補液、というんですかねぇ。輸液なのか。

 この猫に皮膚に点滴の針を刺すというのが苦手で、かわいそうで仕方なくってね、うちのミーちゃんはまだ食欲もあり、元気でしたので、慢性腎不全に必要な点滴はやっていなかったんですが、こう悪化すると、仕方がない。

 とにかく水を飲まないんで脱水症状を起こしてしまいます。腎不全も悪化してしまいます。だから、意を決して、せっせと点滴をしましたよ。




 合わせて、病院で血液検査もしてもらったんですが、結果を聞いたら、数値はむしろ以前より良かったんです。なぜ、急に、ご飯も食べず、水も飲まないという、腎臓病末期症状に陥ってしまったのか。謎です。
 先生は、膵炎じゃないか、と言っていました。

 点滴の甲斐あって、水を飲まなくても、尿を結構出してくれて、体重も少し増えました。昨日は自力で水を少し飲んでくれました。(でも今日はまた飲みませんね・・)

 こういう、餌も食べられず、水も飲めなくなるという、末期症状になることは、いつかは来るだろうと覚悟はしていたんです。しかし、早すぎるというのか。もっと体重が落ちてきて、自然に(死に向かって体が)枯れてきた後だろうと予想していたものですから、こんなに元気そうなムチムチボディのミーちゃんが突然末期症状なんて、意外すぎて、本当に慌ててしまいました。

 ご飯食べられるようになったから、少しは危機を免れたのかな・・お水を飲めないのは続いているので、まだまだ朝晩二回の点滴は頑張りたいと思いますが。

 



 最近、ミーちゃんの病気のことから、愛猫の死について、よく考えるようになってしまって。
 今この元気な時がとても貴重な時間だと思えてしまって。
 なので、毎日せっせと写真を撮るんですよね。今まで、当たり前だった何気ない風景を撮っておきたくなって。

 それで、自分とのツーショットも撮るんですが、そこで愕然とするのは、天使のように可愛いキーちゃんとミーちゃんと異なり、自分の醜く老いたこと!

 あれ? 私の手ってこんなシワシワだった? とかね、笑




 ↑ ↑ 最近散歩に行くと、すぐに座り込んでしまうキーちゃん。年を取ったのか、以前のように歩き回りません。
 



 自分が年を取ったなぁ、と実感して、それに関連して色々思うこともあり。

 例えば、若い頃のことを思い出して、「あんな恥ずかしいことしちゃったなぁ」とか、「あの時ああしていればなぁ」とか、「今ならこうできるのに」とか、反省することも多々あるじゃないですか。

 そうすると、「じゃあ、人生をやり直したいか?」というような疑問が浮かぶんですよ。

 今度はきっとうまくできるはず、若い頃に戻って、やり直したい! というようなね、そういう熱意が皆無なことをびっくりするような思いで認識してしまう。

 普通はやり直したいと思うんじゃないですかね。ところが、私は「もう勘弁」と思ってしまうんです。

 あの時(若い時)の行動は間違っていたけれど、あの時はあの時の私のあの時の状況で最善のことをした。はず。やり直したら、その(間違っている)行動さえもできないかもしれない。なんてね、クリアしたゲームをやり直したら、今度はクリアできなくなるという感覚ですかねぇ。

 だって、辛かったですからね。特にいろんなところに旅行に行っていた時とか、やっとの思いで、一晩かけて山を登ったり、九州を横断して空港に時間内にたどり着けたりね、ああいうのもう一度やったら、間に合わないかも、死んでたかも、とか思っちゃうんです。

 人生において、間違っていない選択を、やり直したらできるはずだと思いながら、人生という「ゲームの局面をクリアすることは、二度目は、難しいかもしれない」と思う私がいる。

 なんかうまく言えませんがね、間違いだらけの選択を繰り返した人生でしたが、その時その時を必死に生きていた、というのは認めているようなんです。

 今だったらもうできないよ・・・もうやりたくないよ、あんなの、とね。

 


 なんだか、そんなことを意外に思いながら、老いた自分と、老いた愛猫との、今の貴重な生活を愛おしんでいます。


 どうかもう少し、この時間が続いてくれますように。

 後になって、思い出せば、二度とは繰り返したくない最愛の時間が。


 永遠には続かないってわかっているんですけどね。いつか「その日」が来てしまう。

 だからこそ、噛み締めるように、大切に、毎日を過ごしています。


 キーちゃん、ミーちゃん、もう少し長生きしておくれよ。


 そんなわけで・・・近況でした。長くなりすみません。


 今日も最後まで読んでいただきどうもありがとうございます。

 素敵な時間を過ごされますよう。

 願いを込めて。