恋人たちと大名のそれぞれの熱海。

 

 こんばんはー

 なんか久しぶりの更新となってしまいました。

 やっぱり仕事が慣れないうちはなかなか平日にブログ書けないですねぇ。慣れても書けないのかな、なんか余裕のない私です。

 



 月曜日、熱海駅に通勤を始めた時は、ちょっとした感慨がありました。
 ついに・・ という感じ。この場に立っていること(が人生の想定外であること)の驚きと、そしてじわじわ襲ってくる責任感。いやぁ、なんだか緊張しました。

 駅前の景色とか、まるで見覚えがないんですが、(随分変わった気がします)この下の第一ビルだけはカモメに見覚えがある。桜木町のぴおシティのカモメに似ているなぁ、と当時※思ったような記憶があります。

 ※30数年前の家出事件の時




 仕事が終わると、猫が待ってるから湯河原のアパートに一直線で帰ります。本当猫が心配。環境が変わったことで、かなりのストレスを感じていると思います。とにかく心配性な私はどこにも寄らず温泉街の街から町へと戻っていきます。



 
 驚くことに、山から猿が降りてきたらしい。交差点を群れが渡っているのを見てしまった。




 最後尾には子猿を背負ったお母さん猿までいました。
 なんか頑張れ、と応援したくなりました。



 そして無事一週間の仕事を終えて・・・
 今日はお休みでしたので、熱海応援隊と称して熱海の街を散策してきました。
 駅ナカの観光案内所に立ち寄るも、熱海海上花火大会「全て中止」の文字が悲しいです。



 温泉散策マップをもらってきました。

 

 今日は熱海駅から、熱海の夏といえばの恋人たちの聖地(メッカ)、熱海市街地〜サンビーチまでをぶらぶら歩いてきました。



 途中でお地蔵さんやチラリと見える海を眺めて・・



 発見した稲荷神社二社と湯前(ゆぜん)神社でお参りしました。




 徳川家康も湯治に来た熱海七湯といわれる大湯間歇泉の源泉が噴出している岩もありました。(現在は人工的に湯を噴出させているそうです)




 湯前神社さんは石鳥居と石灯籠が熱海市指定文化財なんだろう。江戸時代に湯治に来た大名が寄進したものだそうで、へぇ、と思って鳥居を見たら、うやうやしい石のちょうど部分にセミが止まっていました。



 

 こちらは御殿稲荷神社、江戸時代、徳川家光公が徳川家康が湯治をした熱海に湯治御殿を造営しました。京都伏見稲荷神社より分祀したそうです。

 ちょっと散策したみただけでも、熱海が、江戸時代の湯治のブームの最先端であったことがよくわかりました。特に徳川家とは由来が深いのですね。



 そして熱海の温泉まんじゅう発祥の地である、延命堂本店にやってきました。
 

 一番の定番の温泉延命饅頭を購入。
 すると、日持ちは30日くらいあったほうがいいか、と聞かれて、一人で食べるから長いほうがいいかな、と、そうですね、と答えると、なんと作りたてを箱詰めしてくれました。

 お待たせするから、どうぞお休みしてお待ちください、とお茶とお饅頭と羊羹まで出してくれました。



 すごい。なんというサービスなんだ。さすが老舗は違うわー



 温泉まんじゅうはできたてのアツアツ。とても優しいお味でした。
 そして羊羹のまた美味しかったこと。熱海ざくらというらしい。テレビでもよく紹介されているそうで、ほんのり桜の風味と塩気がとっても上品なお味でした。



 そして、熱海銀座を通って、サンビーチへ。



 と思いましたが、サンビーチ、若い恋人たちだらけで、おばさんはかなり浮きそうだったので、今日はやめておきました。

 それにしても、私が若い時は熱海が若い恋人たちのメッカだということをあまり考えたことがなかったですね。考えていたら家出の街に選ばないですよねぇ、絶対。
 愛しき温泉郷としか思ってなかったんだろうなぁ。なんとなく当時の自分の世間知らずというか、世間との認識のズレに、妙に深い感慨を覚えました。

 というのもね、今日見かけた水着姿の恋人たち、ちょっと肌の焼けた、手を絡ませた彼らたちのね、なんとなく肉欲というのか、こうギラギラしたエネルギーがね、ちょっと下品に感じられてしまったんですよね。

 熱海ってそういう街だったかなぁ。確かに30年前のバイト先の温泉旅館にも若い恋人たちが泊まりに来ていましたよ。でももう少し、初めての恋人旅行のようなお忍びのような、初々しい感じが漂っていたものですけどねぇ・・・




 でもまぁ、いいんです!
 とりあえず、この間ドライブに行った時よりかなり! サンビーチは賑わっていました。
 活気があった。それがホッとしました。よかったです!

 夏休みももう直ぐ終わりですので、少しでも多くの恋人たちが熱海に来てくれることを願います。



 そして、私は猫のいる家に戻って、延命堂さんの元祖温泉まんじゅうを大事にしまいました。
 時間をかけて、のんびり食べたいと思います!
 いや、若者の熱海とはかけ離れていますけれど、平和です・・

 次回行く時は、徳川由来の湯治の湯に入ってきたいと思います。



 ではでは、今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。

 素敵な時間を過ごされますよう。
 願いを込めて。




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