あけましておめでとうございます。独学大全的な年の幕開け。
あけましておめでとうございます。
明けましたねー、2021年。ついに始まりましたねー
去年がコロナで大変な年でしたから、今年はどうなるのか、コロナの延長でさらに泥沼にはまっていくのか、それとも明るい兆しが見えてくるのか、ちょっとドキドキの一年です。
個人的には、こういう身動きの取れないときに、勉強しておこうかな、と。何にもすることないですからね、映画見るのも飽きてきたし、ピンチをチャンスと捉えて、この機会に少しでも実力をつけておこうと思っています。
で、勉強といえばこの方。二宮尊徳さん。
今年は空いていましたね、お参りの方が少ない列で、びっくりしました。おかげで、ゆっくりお参りできました。
「独学大全」。知る人ぞ知る独学の達人、読書猿さんが書いたベストセラー本です。
それにしても、今思うと、二宮尊徳さんは偉い人ですよね、勉学する時間もお金もなくて、それでも必死に独学。働きながら勉強。昔の人はほんと偉かったなぁ。現代の私は真似できません。
二宮さんのようにはできませんが、恵まれている分、少しは近づけるように頑張っていきたいと思います。
というわけで、買ったのが、こちらのベストセラー本。
アマゾンのビジネス書のベストセラー本一位、そして売れているだけでなく、有名どころの本屋の店員さんが2020年一押しの本と軒並み勧めていらっしゃいました。読書のプロからもオススメの一冊です。
しかし、独学の指南書がベストセラーとは。
みんな考えることは同じですよね。時間があるうちに勉強しとこう!と。
かなり分厚いんですが、字が大きく描かれているんですよね。
年末から読み始めて、あと5分の1くらいですので、お正月休み中に読み終わりそうです。
これを読んでいると、学ぶことのモチベーションを維持するのがどれだけ大変なことなのか、よくわかります。そして、何を学んだらいいのか、わからない方も多いのだなぁ、と実感致します。
なぜ学ぶのか、何を学ぶのか、の2章が全体の半分以上を占めているんですよ。一番肝心だと思われる「どう学ぶのか」はあまり(3分の1〜4分の1くらいかな)書かれていないんですね。
なので、どう学ぶのかにたどり着く過程が凡人にはいかに大変なことなのかを思い知るわけです。確かに独学って、一人で黙々やるわけだから、続けるのは大変ですよね・・・
それにしても、この本にありとあらゆるモチベーションを維持する方法が書かれているように、学ぶことではなくて、学びを続けることに費やす時間の多さを考えると、現代人って暇だなぁ、と感じざるをえません。
二宮尊徳さんの時代とは大違いだなぁ。
ただし、ありとあらゆる方法論が書いてあるので、独学そのものの手段がわからないとき見るにはすごく便利だと思いました。こうやって資料を集めたらいいのね、とか、少ない時間で膨大な情報量(文章)を処理すればいいわけね、とか。時短の方法も載っていたので、膨大なデータを少ない時間でものにできるという点では昔より有利なんだろうなぁ。
あと、個人的には、クズ時間を生まれ変わらせる錬金術が参考になりました。些細な時間でも、考えるだけで有効に勉強できるのね。なるほど、なるほど。
コロナ禍の時代に象徴となるべきこの一冊。
興味ある方、ぜひコロナでお時間があるときに時間に読んでみてくださいませ。
(リンク貼っていますが、私の売り上げとは無関係ですので念のため)