食べ物を管理される時代へ 〜世界に類例ない法改正、ついに衆院で可決〜

 

 こんにちはー

 今日は美容院に行ってきました。公開処刑されてから、きちんと定期的に行くようにしています。ヘアカラーもあるので、2ヶ月に一回くらいですかね。(美容師さんの指示も2ヶ月に一回です)

 苦手だった男の美容師さん(腕がいいのです)、ここ数回、ちゃんと通って、コミュニケーションをしているうちに、だんだんと慣れてきました。お互いの子供の頃の話などもするようになったり、だんだんと心が通じてきた・・とまではいきませんが、距離が近くなってきたというのか、前より良いコミュニケーションを取れるようになってきたように思います。

 何事もこちらの姿勢次第という感じですかね・・


 さて、今月19日に、ついに種苗法改正案が可決されてしまいました。

 こわいですねー ついにこの時代の幕開けかぁ。種が農家で持てない時代ですよ。それってなんのための農業なんだか(農家は切ないと思います・・・)、地域に根付いた地産地消はどこへ行ってしまうのか、安全な食べ物は今後確保され得るのか・・・いろいろ思うところはありますね。


 画一的な食べ物を管理されて食べる時代へ。もう人間も豚や牛と同じ家畜です。


 下はコメの例ですが、種苗法改正後のビジョンとして、こんな風に言われています。 


 引用開始〜

 現在、日本国内には600品種もの多様なコメの品種が栽培されているが、民間企業がこれまであったような多様な種もみを売ってくれるかというと、そうはならない。売りたい品種を販売するのは当然のことだ。「品種の収斂」ということも農業競争力強化支援法でうたわれており、多様な日本のコメをすごい勢いで企業が集約していく可能性がある。

 〜引用終了


 これ、コメだけの例えではなくて、すべての品種について言えると思うんですよね。多国籍企業が乗り込んできて、売りたい品種を販売する。地産地消の農家を蹴散らしていく。多様な日本の農産物は、ものすごい勢いで企業が集約していく可能性がある、と。


 個人情報も食べ物も管理される時代に突入です。

 

 そして、不思議なのは、こんな恐ろしい法案を国が推進しているところなんです。

 農林水産省は種苗法の対象となるのは一割の登録品種だけだと言い張っていますが、現在でも産地品種銘柄では半分以上が登録品種です。(下グラフ参照)

 そして、登録品種はこの先、何十年という時をかけて、どんどん増えていくと思います。今はいいとしても、30年後の日本がどうなるのか、ホント心配ですね。




 幸い、共産党産と立憲民主党産が参院で廃案にすると言ってくれていますので、是非とも期待したいと思います。立憲民主党産は、自家増殖の原則維持か、育成権が及ばない例外品種を設ける、などの種苗法修正案も考えてくていました。

 立憲民主党さん、頼りにならない野党だと思っていましたが、やるところはやってくれているんだなと感心しました。参院でも頑張っていただきたいです。


 それでは、ちょっとしり切れとんぼですが、まだテスト前につき・・・

 おうちmovieもおあずけです。

 試験終わったらたくさん見たいなぁ。



 ではでは、素敵な時間が訪れますよう。

 願いを込めて。 



 ☆出典☆

 種苗法改定17日に委員会採決の動き 参考質疑で印鑰氏「世界に類例ない法改正」と指摘

 種苗法改定でコメはどうなる? 食政策センター・ビジョン21主宰 安田節子




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