紫陽花ダンス(写真の記録3日目)
写真の足跡、3日目です。
今日はマニュアルモードをやめて、オートで撮影してみました。
思うようには暈けません。白レンズさん特有の、溶けるような柔らかい暈け味は出なかったけれど、紫陽花が一生懸命咲いている姿が可愛らしくてーー
記念にこうしてブログに残すことにしました。
紫陽花たちは、まるで踊るように咲いていました。
マニュアルをやめた理由は、操作方法をすっかり忘れてしまっていたからです。説明書さえ読んでいなかったので、5Dを思うように扱おうとすること自体が、ちょっと申し訳ないような気がして。
だから今日は、「おまかせモード」で「あなたにお願いするね」という気持ちで、シャッターを切りました。
説明書を読み直して、少しずつ操作を思い出していきたいと思います。
そしていずれ、少しずつ自分なりの撮り方を見つけていけたら。
それまでは5D君、どうかよろしくね。
さて、紫陽花たちはすでに多くが枯れ始めていました。花びらの表面が茶色く痛んでたり、生きながら朽ちていくような儚さがありました。
まだ本格的な梅雨の雨も降っていないのに、なんだか切なくて。
住宅街の軒先では、咲いていた紫陽花がばっさり切られ、花が道端に落ちているのも見かけました。確かに枯れているのかもしれません。けれども、雨がまだ降っていないせいか、どこか哀れさが漂っていて、胸が痛くなりました。
来週あたりは雨が降そうです。
紫陽花たちも、きっと喜んでくれるでしょう。
ーー雨に濡れてこそ、輝く紫陽花。
その瞬間を、静かに待ちたいと思います。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
笑顔あふれる、素敵な1日を過ごされますように。
願いを込めて。