初登山で、丹沢愛がむくむくと湧き起こる。
明けましておめでとうございます。
って何度も挨拶しておりますが、お元気でお過ごしでしょうか。
さて、私は土曜日から日曜にかけて、初登山に行ってきました!
初登山は蛭ヶ岳。泊まりの予定なのに、うっかり始発バス。休憩多めのゆっくり登山にしました。大倉尾根から塔ノ岳、丹沢山でコーヒー飲んで、それでも蛭ヶ岳着が13時半。夕陽も陰って見えず、手持ち無沙汰。そしたら山のスペシャリストみたいな女性がいらして、ちょうどお隣さんで、色々おすすめの山を教えてくれました。一期一会が楽しい、これだから蛭ヶ岳山荘はやめられない。今年もちょくちょく昼カレー&泊まりで通いたいなぁ。しかし、今年は水不足で苦労をしていました。で、塔ノ岳からの帰り道でチャンプ(丹沢ボッカの畠山さん)と出会って、「いつもありがとうございます」と言ったら、「この山に登って今日で7999回になります」とのお答えが! あと1回で8千回。丹沢だけに登り続けると言うのも出来そうで出来ないスゴイことかもしれない、と思った私でした。 (YAMAP活動日記より)
久しぶりに大倉尾根を歩いたんですよね。
ほぼ10年ぶりくらい? 先日書いた鍋割山の後沢乗越コース同様に、キツイ尾根を避けていて、小丸経由で塔ノ岳や蛭ヶ岳に登っていました。ですが、今日は大倉尾根!
なぜならば、他の北アルプスなどの山を登るためにもトレーニングしなければ、と思った次第です。大倉尾根は7kmあり、絶好のトレーニングコースではないですか。ここで慣れておけば、どの山に行っても辛くはない! ことはないでしょうが、まぁ行けそうな気はします。
写真下、大山。
で、今日は蛭ヶ岳山荘に泊まりだと言うのに、うっかり始発バスに乗ってしまいました。
これはのんびりいかないと、早く着きすぎると手持ち無沙汰だな、と思って、のんびりのんびり進みました。景色を楽しみながら。
いつも塔ノ岳で飲むのですが、丹沢山も美味しい!
そして、鹿さんのバッチを購入。(写真下)
写真下、鬼ヶ岩ノ頭の岩なんですけれど、この岩の間にいつも蛭ヶ岳が見渡せるのですが、今日は全く見えません。道が少し見えています、その程度かな。
小さな粉雪の粒が散るように降って来た!
のんびり目に歩いたつもりですが、それでも13時半に到着して、夕食は17時半なので、何をしたものか、と手持ち無沙汰でいたら、お隣にいらした女性が山のスペシャリストみたいな登山に詳しい方で、色々おしゃべりをして、山のことを教えていただきました。
※忘備録的に書いておきます。
・北アルプスに行くなら、笠ヶ岳がいい。夜行バスあり。
・南アルプスは甲斐駒ヶ岳。もしくは北岳〜間ノ岳のツアーがよく出ている。
・東京は御前山〜大岳山〜御嶽山縦走コースがおすすめ。
・富山なら雄山がいい。(何度も登りましたとのこと)
写真上、蛭ヶ岳の夕ご飯、カレーでした。
お礼を言って、早朝にお別れしました。私は朝ごはん抜きにして、暗いうちから蛭ヶ岳出発です。
今回の登山ですが、やけに丹沢が美しく見えた登山でした。
日が翳って雪が降ってきた時のことですが、丹沢山塊の山々が青く儚く陽炎のように淡くなって光って、ところどころ黒い影ができてね、そのコントラストの中を白い粉雪が散るように降るんですよね。
朝は朝で、雪が積もったなかをヘッデンつけて歩いたら、粉雪が宝石みたいにキラキラ輝くわけです。そして、その上には、小さな獣の足跡が続いている・・・なんとも可愛らしくてですね。
その美しいことと言ったらなかった。
丹沢しか知らないとバカにされることが多いので、つい他の山のことを考えてしまう私ですが、丹沢のそばに生まれて来たのも何かのご縁なんだろうなぁ、この山をもっと知るのもいいかもしれない、とふと思ってしまいました。
そうしたら、チャンプに出会ったんですよね。
「この山に登って今日で7999回になります」と言うんですよ、さらっと。
どれだけの苦労があったのか。計り知れない思いがしますが。さらっと言うのがかっこいいですよね。
私も他の山のことばかり考えていないで、もう少し丹沢とおつきあいしようかな、と思ってしまいました。この考えがあっているのか、間違っているのか、わかりませんが。