登山計画あれこれ。

 

 

 山に行けない日々が続いている。

 今週も無理そうなので、登山計画を立てては、山への思いをなだめすかしている。


 (忘備録のつもりで書き起こしているので、お時間ある方だけお付き合いください)


 まずは、9月28日に計画していた燕岳。  




 北アルプスの初心者向けの山だ。
 山荘に泊まっての1泊2日の山行となる。

 1日目。始発で家を出て、長野県の穂高駅から中房温泉行きのバスに乗り、登山口へ。登り始めるのはお昼過ぎくらいになりそうである。山頂までは、歩行距離5.5km、標高差1300程度。4時間半程歩いて、夕刻までに途中にある燕山荘という山荘に到着。

 2日目。朝食を食べて(この朝食は断れなさそうである)6時ごろ出発。1時間ほどで山頂に到着し、ピストンで帰ってくる。およそ3時間半ほど。お昼過ぎにはバスに乗り、帰途につける。


 この計画の問題点は、当日の予定がギリギリのところだ。夕食提供が可能な時間までに燕山荘に辿り着けるか微妙なところである。
 
 計画を変えるとしたら、前日の終電で穂高に着くようにして、どこかで仮眠して朝を迎え、始発のバスで登山口まで行く。そのまま登って、降りて、当日の夜に帰宅する。こちらの方がいいかもしれない。

 ただし、グーグル先生で検索すると、聞かれるのが、

 「燕岳は百名山ですか?」

 ということである。燕岳は百名山ではない。私は深田久弥の書いた「日本百名山」に出てくる山に全部登りたいのだ。というよりそう常々思っていて、まぁ、それは生きている間には無理だろうと諦めていたわけだが、ここに来て、せめてチャレンジくらいはしてもいいよな? と思い直しているわけである。それを知ってか知らずか、グーグル先生がツッコミを入れるのだ。「燕岳、百名山じゃないですよね? 言ってることとやっていること違いますよね?」。



 それを踏まえて、反省し、あらためて計画を立てたのが、9月15日の大菩薩嶺である。

 深田久弥の日本百名山では大菩薩岳として登場する、山梨県甲府市に位置する2057mの山である。




 こちらは日帰り。始発から3本目で家を出て、7時40分頃甲斐大和駅に到着。神日川峠行きのバスに乗り、登山口に到着するのが9時少し前である。バスに乗れればの話だ。混んでいる可能性がある。人気の山らしいので・・

 順調に行けたとして、9時に登山開始、およそ4時間の山行で上日川峠から富士見平から大菩薩峠、雷岩分岐から大菩薩嶺に辿り着き、一周回って戻って来られる。歩行距離は約8km。登りは500m程のかなりゆるい登山コースだ。(コース定数も15である)

 14時のバスに乗れそうだが、余裕を持って15時のバスに乗るとする。それでも16時に甲斐大和駅、自宅には19時には戻れそうなので、何とか日帰りできそうだ。

 計画の問題点は今のところ思い浮かばないが、自宅からまぁまぁ遠いので、電車の乗り継ぎさえ失敗しなければ、あとバスにちゃんと乗れれば、スムーズに行くのではないだろうか。

 なお、百名山で日帰りで行ける山、というのは、この山が最後かもしれない。他は全部泊まりにしないと難しそうだ。



 そして、最後に計画中の山が9月8日の両神山。埼玉、群馬県にまたがるこれもまた百名山の一つである。山容に特徴のある、岩がギザギザした、要するに鎖場の多い山だ。



 こちらは、最近登山サークルに入ったのだが、そのサークルのイベントに応募して行くことになった。

 私は、一度、社会人サークルで大失敗をしている。

 それで懲りているというか、ほぼ前科者の扱いなので、社会更生できたかどうかが問われる山行になりそうである。

 無事行けたら見つけものくらいの気持ちでチャレンジしたいと思う。


 行程は終電で都内某所に集合して、車で登山口へ移動。仮眠をして、早朝から登り始めるというものだ。歩行距離は約7km、上り約930m、下り約1500m、コース定数は25の計画である。

 計画的には、そんなにはキツくはないが、鎖場がしつこくあるそうなので、それだけが不安要素である。あとは、他人、しかもグループでの登山の経験がないので、皆に迷惑をかけないか、気を使いすぎて疲れないかが少し心配ではある。それさえうまく行けば、前述したが、社会人サークルで失敗してから屈折ん十年、私も頑張って生きてきた甲斐があったな、と感動するシーンではあるかもしれない。

 もし、この話が立ち消えたら、色々察して、優しく見逃していただけると幸いです。


 ということで、登山の報告ができないので、計画のお話をしてみました。

 今日も最後までお付き合いいただきどうもありがとうございます。



 それでは。

 素敵な時間を過ごせますよう。

 願いを込めて。


 


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