真説・国防論と祈り。
真説・国防論(苫米地英人著)を読んだ。
アマゾンのレビューが高評価だったので、つい手に取ってみたのだが、これが・・
「日本の防衛大綱は全部書き換えよ!」とコピーにあるように、読んでみると、日本の国防のお粗末さと深刻な現実を目の当たりにして、げっそりするような内容だった。
日本は平和ボケしている。
様々な問題提起があるのだが、中でも一番ネックなのは、あの悪名高き「敵国条項」だということも思い知った。
敵国条項:「敵国認定されている日本が戦争の準備をしていると判断した場合、例外的に安全保障理事会の許可を必要とせず、攻撃しても構わない」
敵国条項が削除されない限り、日本は個別的自衛権さえ与えられていないことになる。
万が一、中国や北朝鮮が突然攻撃してきても、何もできないことになってしまう。
こんな国は世界中で日本だけだ。ドイツやイタリアはNATOに加盟しているので、敵国条項が事実上無効になっている。日本だけが自国さえ守れない国のままなのだ。
これは思っていた以上に酷いものだなぁ・・
憲法改正や、集団的自衛権のことばかり問題視されているけれど、そもそも個別的自衛権もないのに、憲法改正しても何も意味がないし、集団的自衛権なんて論外だろうという気がしてしまう。
なぜ俎上にも上がらないのだろう・・個別的自衛権。
(日米安保で守られているから、「ある」という前提??)
2日続けて、神社に行って、逃げてしまった3匹目の猫のエイトの無事を祈った。ミーちゃんが安らかに、苦しまずに旅立てるように祈った。キーちゃんの健康を祈った。
今年いっぱいもって欲しいと祈るように思っている。
とりあえず、今日もミーちゃんもキーちゃんも生きていてくれた。
それだけで尊く感じる日常。
明日も生きていてくれますように。