幸せの黄色いひまわり・2017年度版 〜座間の豊かな水をめぐる往復1時間のひまわり散歩コースをご紹介〜
東北物語が遅々として進まないので、閑話休題です。
ふるさと座間マップ。ザマップ↓ のひまわり畑に行ってきました。
私の恒例の夏行事です。
2014年からは東北(北日本です 主に北海道、青森、宮城、岩手県)に傾倒してしまったので、行っていませんでした。
久しぶりの座間駅です。
ビブラムファイブフィンガーで座間駅から散歩します。これを履くと、素足で歩いているような気持ちの良さ。体にいいことが直感的に、肌で感じられます。
最近車ばかりで運動不足の私。
ここぞとばかりに歩き倒すつもりです。
まずは座間駅から諏訪明神さんへ。
トトロの神社と勝手に私が命名している小さな神社です。
写真撮っていたら眩しいオーラが出たので、これはすごい!!!と一人で興奮していたら、露出間違えていただけでした。
でも、撮る瞬間に、時々、ふっと何かを感じることはありますよね? ぞくっときて、あーいいなぁ、みたいな。
諏訪明神さん、国際金融資本家チームの緑に支配されていたので、抵抗勢力の青いレゾに変えてあげたらとても喜んでいたようです。(ゲームの話です、すみません)
ちなみに、余談ですが、私の国際金融資本家勢力(グローバリズム)嫌いはちょっと有名です。世界中で、金持ちだけを優遇し、貧困国や原住民を虐めまくっているからです。彼らからなけなしの富や森林などの自然、とりわけ水資源を根こそぎ奪おうとしているからです。今日のような暑い夏に、汗だくになっているのに、水が一滴も飲めないことを想像すると、まさにぞっとします。喉が渇いて渇いて、やっとみつけた(まともそうな)水道の蛇口をひねると下水が出る、とか、もう生き地獄です。
そんな弱肉強食の弱いものいじめをしまくっている勢力のトレードマークが一つ目なのです。一つ目のマークが彼らの目印で、緑のチームさんはそのマークなので毛嫌いしているというわけですね。
座間の続きです。途中のコンビニに、マスコットキャラクターのざまりんを発見しました。めちゃくちゃ可愛いです。ひまわりの花と種をモチーフにしています。ひまわりの妖精なのだそうです。
ちなみに、ざまりんの体にもある「種」も、国際資本家勢力が根こそぎ市場を奪おうとしていて弱いものいじめを・・・(云々、以下略)
堰橋を流れる水です。川なのかなぁ。いつ見ても見事な水量です。雨が降ったらどうなるんだろう、と思うほど、川岸ギリギリのところまで水位を上げながらごうごう流れています。見るからに深いので、落ちたら怖そうです。
毎年恒例のひまわり畑までの散歩コースは、諏訪明神、JAさがみ、堰橋を通過して、続いて相模線の単線の踏切を渡ります。
この単線の線路、東北に似ています。情緒があっていいです。お気に入りです。
電車がこないかな、としばし待ちますが、来そうもないので、ひまわり畑に急ぎます。(帰りに見れたらいいな、と期待して)
踏切を超えると、ひまわり畑はもうほど近くです。
最後に、ちびっこ広場(公園?)内にある天照大神宮に立ち寄ります。むくげが綺麗に咲いていました。
ここ、夏は蝉の大合唱が楽しめます。ふと見上げたら、蝉が木にしがみついて必死に鳴いていました。どうも蝉というのは、愛おしくなる昆虫ですね。地上での生命が短いと知っているせいか、うるさい鳴き声も健気に感じて仕方ありません。
で、そんな仏教観の無常を地で行く蝉にお付き合いして、「もののあわれ」をシミジミと感じながら、しばし木陰で休憩します。
このちびっ子広場さん、田畑に囲まれているのもいいのですよね。
道の脇に田畑用の水路があり、いつも水がたっぷりと流れています。
ひまわり畑までは、座間駅から30分ほどです。休憩あとは鳩川を渡ります。鳩川は相模川水系の河川で川幅が狭く、先ほどの堰橋の流れよりもよほど水路っぽいです。ちびっ子広場の田畑の用水路が少し太くなっただけのようです。
ですが、その穏やで清浄な流れを見て、つい幼少時代を思い出すのです。こんな小さな川が、子供の頃に住んでいた東逗子の家の裏手にありました。
座間という町は、住宅街の道の脇の側溝に蓋が閉まっていません。グレーチングも見たことがないようです。サラサラ音がして、いつも京都の町のような用水路が流れています。(南禅寺の水路を思わせる・・)見た目にも(※)、涼しいのです。そこが座間ひまわり散歩が好きな理由でもあります。
(※ 見た目だけではなく、座間のひまわり畑は、実際涼しいのです。風が驚くくらいに涼しい。広大な田んぼで、エアコンの室外機がないから?)
最後に、広大な田んぼが出現します。そして、ずーっと果てなく続く青々とした田んぼの向こうに、ひまわりの黄色いラインが見えるのです。思わず、胸がときめきます。
まるで、幸せの黄色いひまわり。
生の喜びを噛みしめる瞬間です。
が、ところが今年は、黄色いラインが貧弱です。写真上の中央ですが、説明してもわからないくらいでしょうか?
近づいてみると・・
あら。ちょっと時期が早かったようですね。
照れ臭そうに顔を隠しているよう。
3分咲き・・と桜のように言ってもいいものか? 咲きかけの花と蕾が目立ちます。
ひまわりの中央の種のある部分、丸い穴のような部分が多い花は、咲き始めたばかりのひまわりだそうです。
確かに、みんな中央がかなりぽっかり空いていますね。
でも気持ちよさそうに咲いています。
こちらは蕾の山、後ろのボケた部分も全部蕾です。蕾蕾蕾・・・・
裏を返せば、これからこの蕾が一気に咲くので、それは見事な眺めを期待できるのでしょう。
ぐるりと畑の周りを一周して、うむ、これで終わりかぁ、と独りごちます。
軽トラではひまわりを販売していました。3本2百円です。せめて買っていこうか。安いし、部屋にあったら、気持ちが明るくなりそうです。
悩みましたが、歩きなので、荷物になってしまうのでやめることにしました。
幸せの黄色いひまわり。いつも楽しませていただいているのですが。
今日は若造と蕾ばかりだし、期待していた上からひまわりを見渡せる展望台がまだ設置されていなくて、少しがっかりしたのは事実です。
ですが、やはり、気持ちよさそうに、咲いているんですよね。
もう一周、ぐるりひまわり畑を回ります。
次第に、こちらの「がっかり」とか、どうでもよくなってしまいました。
高らかに歌っているようです。
やはり夏の花の女王ですね。ひまわりは青空とお日様がよく似合います。
満開になったらまた来ようかな。
座ってばかりで体力が激減しているので、往復1時間はちょうどいい散歩コースです。
またね! とひまわりに挨拶し、猫の元へ帰ります。
そうそう、最後の恒例、ちびっ子広場脇の水路で足を冷やしてクールダウンです。
ほんの1、2分ですが、驚くくらいに足が冷えきります。
そういえばひまわり畑の周りにも水路がたくさんあります。どの水もきれいです。アメンボが気持ちよさそうに泳いでいました。
と、その時、カンカンと警笛音が鳴って、行きに見れなかった単線のJR相模線の電車が通りました。
少し距離がありましたが、畑の向こうの青空の下を、水色ラインの相模線が横切って行く様が、グッドタイミングで見れました。
水に浸りながら、電車を眺めて、朴訥な気分に浸ります。
座間ひまわり散歩は、まるで、「ぼくのなつやすみ」といった風情です。
私はよくこのアドベンチャーゲームを比喩に持ち出します。失われた幼少期の時間をシュミレーションして、失いかけていた思い出を取り戻しているかのようなのです。
ちょうどお盆休みの前だったので、なおさら(夏休みの期待度が加算されて)幼少期の幸せを思い出したのかもしれませんね!
こんな風に水はきれいに、すぐそばを流れていたし。
線路は緑と青空に続いていました。
(線路の果てに小さく相模線が見えています)
最後は、自家焙煎のコーヒー豆専門店(兼、喫茶店)、COFFEE NOTEさんで、バニラアイスクリームの「ザマオーレ」がけと水出しアイスコーヒーをいただきました。
大変美味しくいただきました。よく知らなかったのですが、座間みやげに人気のこの「ザマオーレ」、カフェオレのもとらしいのです。カルピスのような感じですか? 瓶に入って売っていました。
座間市の美味しい地下水を使っているのだそうです。いかにも、水の豊かな座間らしいお土産ですね!
いい1日でした! 良い散歩ができました。
ひまわりはこれから満開になります。まだまだ楽しめますので、ぜひ行ってみてはいかがですか?
座間市ひまわり畑(ひまわりネット)※GoogleMap あります。
https://www.himawaribatake.net/zama.php
コーヒーノート
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