元気の出るお祭りレポ♪ 青春の大槌祭りに行ってきました。
元気の出る岩手のお祭り編、月曜日は大槌町に行ってまいりました。
これこれ、大槌まつり。行きたかったのよね。大盛り上がりで楽しいお祭りだ、と聞いていたので。
残念ながら大槌稲荷神社の祭典は見れなかったのですが、翌日の小鎚神社の宮出しを見てきました。
こちらが小鎚神社です。イングレスのポータルがあるので、夜な夜なお参りに行っています。
いつも復興工事現場の仮設道路を通っていましたが、今日はお祭り用の特設の道路が出来ていました。屋台がずらりと並んでいます。まだ9時前なので、皆さん仕込みや準備に大わらわでした。たこ焼きが美味しそうでついつい購入♪ ソースしかかけてくれないので、マヨネーズは・・・ と聞いたら、なかにインしているとのこと。(盛った絵を撮り損ねました)
こちらはスーパーボウル。虎舞を楽しみにしていたせいか、虎の人形(ぬいぐるみ)が目に入ります。景品でもらえるのかな? 子供たちが大切そうに持っている姿も後で見かけました。可愛かったなぁ。
小鎚神社前に到着。
境内の前は神輿を待つ人の人だかりが。いつものがらんとした夜の小鎚神社からは想像もできない程の華々しさ。さすが年に一度のお祭です。
暫くすると、歓声が上がり、神輿が出てきました。
略式の半てん(はっぴ)姿ではなくて、きちんとした礼装の、烏帽子に白装束姿の担ぎ手たちが出てきました。烏帽子の上には小鎚神社と書かれたはちまきをしています。皆さん、かっこいいですね。
宮司さんと猿田彦もいらっしゃいました。
大槌城山虎舞のリーダー、菊池さん。お写真撮らせていただきました。ありがとうございます。
宮出しの後、急いで先ほどの特設道路に戻ります。工事現場の間に作られた道を、まずは太鼓と臼澤鹿子踊の皆さんが歩いてきます。
なぜ鹿子踊が一番で登場するのか、後で教えてもらったところ、
「鹿は道案内をするからですよ」とのこと。
鹿は神の使いだから、(神輿を担ぐ)人々を導く役目があるのだそうです。
こちらが道案内の鹿の踊り、鹿子踊。けっこう激しい動きです。
で、道案内の鹿の後に、間を守る神楽が来て、最後に守護神の虎(の虎舞)がやってくるのだそう。なるほど。パレードの順番にもちゃんと意味があるんですね。
そんな鹿や虎に守られて、神輿が登場しました。
この白装束がいいですよね~烏帽子が京風。歴史の重みを感じます。
大槌役場の前です。
神輿をおいて儀式の後に鹿子踊が始まりました。
いったん、抜けさせていただいて、用事を済ませた後、ちょうど大杉神社例祭の宮出しに遭遇しました。こちらはお隣の山田町です。
山田町は烏帽子ではなくて、捻りはちまきですね。海の男っぽいですね~
前方に鯨山が見えています。
下は震災を耐えた大杉神社の鳥居。(現在は新大杉神社が出来ています)
大槌町に戻ってきました。小鎚川での向川原虎舞、城山虎舞を見たくて、人々に混じって待ちます。
15時半頃、神輿がやって来ました。
神輿が置かれ、守護神の虎舞たちも続々とやってきます。向川原虎舞、陸中弁天虎舞、城山虎舞、安渡虎舞、と揃いました。
小鎚川に入る神輿を、虎舞がはやし立てるように踊る、とのことですが、今年は小鎚川の水嵩が多く、危ないから、川に入るのは急遽中止になったようです。
虎舞奉納の後、急遽、相談されて、反対岸の桜木町の方面から(こちらは水嵩が少ない)川に入ることになったようです。
すごいハチャメチャぶりです。いや、楽しかった!いや、見ていただけですが、なんとも言えず、ワクワクしていい感じでした。
大昔から、青春モノの物語のクライマックスには必ずと言っていいほど川が登場します。乱闘シーンだったり、ハチャメチャな盛り上がりを見せる最大の見せ場です。う~ん、ついそれを思い出してしまった。大槌町、青春してます。
用事があり、お先に失礼させていただきましたが、少しでもお祭りを見れて、皆さんとお話させていただいて、とても楽しかったです。どうもありがとうございました。
いや~、それにしても熱かったですね。岩手県大槌町、山田町のお祭り。昨日今日とまだ祭り囃子が耳に残って、ついつい空耳を聞いてしまうほどです。
大漁と豊作を祈るお祭りも今年も無事に終わりました。今から来年が楽しみですね!
大槌城山虎舞のwebサイトより
自然の美しさが際立つ岩手県大槌町と山田町、貴方もぜひいらしてくださいね♪