「パリピ孔明 THE MOVIE」鑑賞記。音楽の力で天下泰平を目指す旅へ。
こんばんは。
最近世間を賑わせている話といえば、田中圭さんと永野芽郁さんの不倫報道。どちらも好きな俳優さんだっただけに、驚きを隠せません。
特に田中さん、「春たん」が良かっただけに・・ 印象悪くなりましたね。前々から酒癖が悪いとか、遊び好きとか言われていたようですが、30過ぎてのパリピ(リア充)なんて、チャラいを通り越して、ただの傍迷惑な人といった解釈も・・
さて、そんなマイナスイメージの田中さんと違い、こちらは天下泰平を目指す真面目なパリピ、そんな主人公の映画を観て来ました。
パリピ孔明
原作:小川亮
監督:渋江修平
出演:向井理、上白石萌歌、森山未來、ディーン・フジオカ
【あらすじ】
なぜか現代の渋谷に転生した三国時代の天才軍師・諸葛孔明は、アマチュアシンガー・月見英子の軍師となり、ともに音楽の力で“天下泰平”を目指すことに。そんな中、日本を代表する3大音楽レーベル「KEY TIME」「SSSミュージック」「V-EX」が頂点を競う史上最大の音楽バトルフェスの開催が決定。孔明と英子も参戦を決めるが、三国時代の孔明のライバル・司馬懿の末裔である司馬潤とその妹でシンガーのshinが立ちはだかる。(映画.comより)
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・現代の戦が面白い!
三国志で有名な諸葛孔明が渋谷に転生する。そして、現代の主君は、シンガーを目指す歌姫。彼女の歌を広めることが軍師・孔明のお仕事です。
そして、三国時代よろしく3大音楽レーベルが頂点を目指す音楽バトルが発生する、という・・現代の戦が幕を開けます。
・印象深かった箇所、および見どころはここ!
なにしろ豪華キャスト&ゲストが素晴らしいです。
歌姫の上白石萌歌さん、水曜日のカンパネラの詩羽さん、女王蜂のアヴちゃん、菅原小春さん、幾田りらさん、男性陣も豪華なのですが、歌姫たちの歌声が特に心に響きました。
最後の方で、敵方の軍師、司馬潤が「勝ち負けとかお金とかどうでも良くなりました!(それほど音楽の素晴らしさを思い知った)」というようなセリフを言うのですが・・
え、それ軍師のお前がいう? とかなりびっくりさせられましたが・・
それを差し引いても、「総勢50名以上のミュージシャン&ダンサーが大集結し、6000人以上の観客を動員した本格的なライブシーン」(公式サイトより)は素晴らしかったです!
音楽の力さえあれば、本当に、天下泰平がなされるのではないかと納得してしまいました。
(特に、アヴちゃん良かったです)
彼女たちの歌声を聞けただけで、フェスやライブにはなかなか行けませんので、映画を観た甲斐があったという・・ お値打ちものだと感じました。
・まとめると・・
三国時代の孔明が渋谷に転生してパリピになる! 向井理が孔明らしくてハマっていて、本当に良かった。そして、名脇役の森山未來がまた良かった!
歌姫たちのライブシーンは圧巻! 一見の価値ありです。
そして、現代は、力やお金ではなくて、いかに人の心に響くかが勝ち負けを決める時代だと感じました。天下泰平も、ちょっとニュアンスが違いますが、世の中の平定も、それが鍵なのかもしれません。
パリピ孔明、チャラいようで、大切なことを教えてくれる映画だと思いました。