お題「今の日本について語ろう」、おっさんずラブリターンズの最終回に答えがあった?!

 

 こんにちは。

 いい年して、ひな祭りにいまだに雛人形を毎年出している著者です。お元気でお過ごしでしょうか。

 うちの雛人形は、とても古くて可愛らしい雛人形なので(持っている方たまに雑誌で見かけます、昭和に持て囃された人形のようです)、大切に大切に扱っているのですが、ところどころパーツが壊れて来てしまっています。猫がたまにツンツンして1階に叩き落とすので、ドキドキハラハラしながら飾っています。怒ってもたまにやるので困るのですよねぇ・・・ あと10年は持って欲しいと思っています。


 さて、今日もアメーバさんのブログネタからお題をお借りしました。

 今日のブログは「今の日本について語ろう」です。

 


 写真上はうちの雛人形です。(確かケースがあったのですが、もうずいぶん昔に壊れてしまったのか? 今はありません)


 今の日本について語ろう、というと、昨日見た、「おっさんずラブリターンズ」を思い出さずにいられませんね。ドラマのコピーは、「世界よ、これが日本のラブだ!」で、最終回のタイトルは、「WE ARE FAMILY!!」でしたからね。




 大袈裟に言ってしまうと、このおっさんずラブリターンズ、コメディの形をとりながら、今の日本の国の在り方を表現した一つの壮大なドラマだったと思います。

 見終わった後、そう来たかーととても納得させられてしまいました。

 何せ主人公が同姓同士の夫婦ですからね。もうなんでもありなんです。今の日本は今までの形が壊れて来ている。もう沈みゆくタイタニックのようだといつも思います。そんな中で、日本の家族の形が既成概念、常識にとらわれないものに急激に変化していることがとてもわかりやすく書かれているドラマでした。

 ポカポカの陽だまりのような温かい性格の春田(主人公)を介して、さまざまな人たちが一つの家族のように繋がっていきます。彼らはシングルマザーだったり、倍近い年上女房の夫婦に年下の親だったり、シングルを貫くもの、動物と家族になることを選んだ者・・・多様性、ダイバーシティの様相も甚だしいわけです。




 それでも、常識から外れた彼らは一つに繋がっていく。
 私たち一人一人が、主人公はるたん、春田創一のようになることを求められている、いや答えがそこにあると示されているような思いがしました。

 もし、それさえ出来れば、たとえ国の形が壊れていこうとも、私たちは皆が繋がって、一つの家族となってやっていけるのだ。そう言われているかのようでした。




 だからね、たとえ、一人でいい年してお雛様を出している私でも、動物(猫)がパートナーの私でもね、いいんですよ。そんなことはもう。今の日本は思った以上に形が壊れて、変わって来てしまっているのです。
 
 これはずっと悪いことなのかと思っていましたが、私のような既成概念や常識から外れたアウトローには生きやすい世の中になって来ているのかもしれませんね。

 ダイバーシティ万歳。そして、日本のラブ、既成概念にとらわれない「WE ARE FAMILY!!」の世界よ、ようこそ。大歓迎です、と言ったところでしょうか。

 ずっと壊れゆく日本を嘆いていたんですが、このドラマを見て、意識が変わってしまいました。




 春田さん、牧さん、どうか永遠に、お幸せにお過ごしください。

 そして、このドラマを制作された皆様、新しい日本の形を示してくれて、どうもありがとうございます。

 「WE ARE FAMILY!!」、私も春田創一目指して、頑張りたいと思います。

 今思ったけどこの名前も意図的なんでしょうかね。春の陽だまり、ポカポカを創る、という意味でしょうか、うん。よくできた名前です。2016年からこの結末がわかっていたのかな、とびっくりさせられますね。



 そんなわけで、一つのコメディドラマに、日本の未来を示されたような、託されたようなそんな予感がしている今の著者です。

 急激に文化が壊れつつある現代、多様性の混沌とした社会の中で、皆様、愛を武器に頑張っていきましょう。


 では今日も最後まで読んでいただきどうもありがとうございます。


 素敵な時間を過ごされますよう。

 願いを込めて。






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