吉里吉里大運動会と宮古初訪問。 ~理想郷で戯れるお腹いっぱいの日曜日のこと~



 4日の日曜日に、久しぶりに走った。グランドで駆けっこなんて何十年ぶりだろう。
 出張先の大槌町吉里吉里地区で運動会があったのだ。老いも若きも混合で、懐かしい玉入れだの綱引きだのをするものだから、これは一体どんな運動会なんだろう、と行ったあとから不思議な思いがしたものだ。

 「吉里吉里大運動会」を終えた私がまずしたことと言えば、Amazonで、井上ひさしの「吉里吉里人」の文庫3巻をポチしたことくらいか。

 いや、その前に、「吉里吉里運動会」というワードをGoogleでググったことか。

 

 以下は、4年ぶりの吉里吉里運動会【岩手・大槌町から】より抜粋。



大槌町は明治22(1889)年に当時の小鎚、大槌、吉里吉里(きりきり)の3村が合併してできました。その後、昭和30(1955)年に金沢村と合併し、三陸海岸から北上山系に至る、東西に長い、ナスのような形をしたいまの町の姿になりました。



 







 それぞれの旧村の地域は独立心が強く、特に大槌町の北方に位置する吉里吉里地区は、独立独歩、団結心が強いことで知られています。東北の一寒村が独立宣言して「吉里吉里国」という国家が誕生する、井上ひさしの小説「吉里吉里人」で全国的に有名になり、昭和57(1982)年には、観光客の誘致をめざして、吉里吉里国の独立記念式典が催されました。









 井上ひさしの「吉里吉里人」はまだ手元に届いていないが、どうも妙な縁を感じてならない。
 私はずいぶん前から、国(権力やシステム)から超越した桃源郷というものを、たびたび夢想していたのである。

 まさかその何十年も前に、東北出身の作家がそのような理想郷の物語を記しているとは知りもしないし、しかもその作家がモデルにした土地にたまたま赴任するとは思ってもみないし、そして、また、吉里吉里人がウジャウジャいる運動会にたまたま誘われるとは予想もできなかった。

 で、何十年ぶりにグランドを走っている。


 う~ん。なんとまぁ、感慨深い日曜日!!











 吉里吉里大運動会は、万歳三唱で、大団円のうちに無事終了した。午前中だけの、白昼夢のような、狐につままれたような、あっという間の出来事。

 程よくお腹がすいた頃、吉里吉里人たちと一緒にカレーライスと豚汁をいただいて、心もお腹も満足感に満たされて、そして早々に退却した。

 どこまでも青い空と、青い海が、印象的な一日だった。












 が、話には続きがあって、翌日から私は、この理想郷の白昼夢を少しでも形に残そうと下手な写真でスライドショーなんぞを作り始めるのだが、それは後の話。吉里吉里大運動会を終えて、職場の同僚(女子)と合流して。3人で、宮古で遊んだりしちゃうんだなぁ、これが。




 (だってあんまり空も青いし、川も青いし、キラキラしてるし)




 
 宮古市茂市の「湯ったり館」。山と川に挟まれて、大自然の中にポツリと建っている温泉施設。なんと500円とリーズナブルでいい湯なこと。おかげでけっこう混み合っている。みんなわざわざこの僻地まで桃源郷の湯を求めてやって来るらしい。


 ・湯ったり館(宮古旅手帖)





 (牧庵鞭牛和尚もいらっしゃいました)



 そして、夢見心地の一日の、締めは回転ずし。宮古の「海宝」。








 ・回転寿司の海宝 (17時の開店と同時に満席になりました)




 「海の宝」、まさにこの地のことみたいだ。

 
 お腹いっぱいの日曜日。

 天に感謝して、そして死んだ様に眠るのだった。

 




 

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