【課金して大正解】「プラダを着た悪魔2」感想。「仕事が好きだ」と言える強さと生き残りの鍵。

 

 こんにちは!

 近頃、秋を通り越して冬のように肌寒い日もあったりしますが、

 みなさま、お元気でお過ごしでしょうか。


 週に一度のアマプラ鑑賞会。

 今回は「プラダを着た悪魔2」を課金して鑑賞しました。

 プライム会員の範囲内(無料)で見られると期待値もそう高くはありませんが、

 課金すると少しハードルが上がりますよね。

 料金分の面白さをつい求めてしまいます。

 さて、「プラダを着た悪魔2」は無事、面白く感じることができたでしょうか?

 良かったら最後までお付き合いくださると嬉しいです。

 

 これから先はネタバレを含みます。未見の方はご注意ください。

 




 「プラダを着た悪魔2」(2026)


 監督:デビット・フランケル

 出演:メリル・ストリープ、アン・ハサウェイ


 【あらすじ】

 アメリカの小説家ローレン・ワイズバーガーの同名ベストセラーを原作とする2006年の大ヒット映画「プラダを着た悪魔」の20年ぶりとなる続編。 

 ニューヨークの一流ファッション誌「ランウェイ」のカリスマ編集長として、ファッション業界の頂点に君臨するミランダ。かつてそのアシスタントに採用され、厳しく完璧主義な彼女のもとで奮闘する日々を過ごしたアンドレアは、現在は報道記者として活躍していた。そんなある日、ミランダとその右腕ナイジェルが危機に直面していることを知ったアンドレアは、特集エディターとして「ランウェイ」編集部に舞い戻る。さらに、アシスタント時代の同僚エミリーとも再会するが、彼女はラグジュアリーブランドの幹部として「ランウェイ」存続の鍵を握る存在となっていた。それぞれの夢と野望がぶつかり合うなか、事態は思わぬ方向へと展開していく。

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 結論から言うと、なかなか見応えがあり楽しく鑑賞することができました。

 一言で言うと、「タイタニック〜ファッション業界(雑誌)編〜」ですね・・

 生き残りを賭けて変化を受け入れ、道を模索し、

 「愛する仕事のために」奮闘する主人公たちの姿がとても印象的でした。


 「すべてのものから魂と中身を抜き去って、一体何のために?!」

 そう悲痛な叫びを上げるアンディ(アン・ハサウェイ)の姿が特に心に残りました。

 恋人(アパートのオーナー)が「僕がこのアパートにしたことと同じだよ」

 (歴史のある建築を解体させないために買取って現代風にリフォームしたこと)

 に喩えますが、アンディは「一緒にしないでよ(大意です)」と

 ファッションや出版業界の大切さを説き、彼氏と険悪になってしまいます。


 私的にはこのシーン、アンディの悲痛な叫びと彼氏の比喩が、

 どちらもとても上手く描かれていると感じました。

 何の世界でもバラバラに解体して、パッケージを変えて切り売りしないと

 破滅の道しか残されていないーー それが現状だと感じています。


 ところが、編集部の支え役のナイジェルが本当にいい味を出していて、

 そんな諦めまじりの私たちにこう教えてくれるのです。

 「この世界には、変えてはいけないものもあるんだ」

 ファッションや出版業界の煌びやかな夢の世界、そして文化や歴史の大切さを、

 そのただ一つの存在で静かに示してくれるナイジェルが本当に素晴らしかった。

 

 紆余曲折ありますが、物語は始終この「変化と戦う業界」の様子が描かれます。

 業界の化石であるミランダと、救世主のアンディが奮闘して、

 最後にはハッピーエンドに。

 そしてラスト、ミランダの名台詞、

 「(色々犠牲もあったけれど)それでも仕事が好きだわ・・」

 に胸を打たれて、「明日から私も仕事を頑張ろう」

 という勇気を頂いて鑑賞を終えました。


 これから私たちの世界は、環境や経済活動に起因した社会の衰退が

 もっともっと激しさを増してくると想像しています。

 そんな時に、その業界に一人でも多くの矜持を持った「ナイジェル」が存在すること。

 そして、その業界の「仕事が好きだ」と言い切れる「ミランダ」が存在すること。

 それこそが、変化よりも大切な「生き残りの鍵」ではないかとふと思えてしまいました。

 

 それにしても印象的だったのは、ランウェイを辞めた後のアンディが

 一人前の立派な記者となっており、ミランダを助けに来られるほどの

 キャリアを積んでいたというところでしょうか。

 「ああ、20年の歴史を感じるな」としみじみ噛み締めた続編でした。


 思わず自分の20年前を思い出します。

 「仕事が好きだ」と、今は思える。(20年前はおそらく思えませんでした)

 そのことに少し安堵と誇りを感じた映画鑑賞となりました。


 この映画に勇気をいただいたので、明日からまた、

 ミランダやナイジェル、そしてアンディを目指して頑張っていこうと思います。



 最後まで読んでくださりありがとうございました。

 今日も心穏やかな素晴らしい一日となりますように。

 願いを込めて。






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