丹沢三峰から丹沢山へ。みやま山荘に初泊まりした話。後編。

 

 こんにちは!

 暑い日が続きますが、お元気でお過ごしでしょうか。


 今日は、丹沢三峰から丹沢山へ行ったお話の「後編」です。

 あんなに辛い道のりだったのに、山頂に着いてしみじみ思うのは、

 「ああ、楽しかったなぁ」ということばかり・・・。

 一体、何がそんなに楽しかったのでしょうか。





 写真は、今回の行程で見かけた花たちです。

 道端にひっそり咲く花々に、とても癒されました。

 丹沢には華やかなお花畑こそありませんが、

 それでも桜やツツジの季節はもちろん、

 こうした道端の小花も本当に可愛らしいですよね。






 丹沢三峰を無事に越えて丹沢山へ向かう道は、まさにラストスパート。

 心にはかなり余裕がありました。

 それでも最後の急登自体はなかなかハードだったので、

 今日泊まる予定の「みやま山荘」が、道の向こうに姿を現したときは、

 本当に嬉しかったです!


 全てが報われる瞬間というのは、まさにああいうことを言うのでしょうね。

 登山の持つ「カタルシス」は、尋常ではないくらい大きいものがあります。

 まるで読書でいうところの「伏線回収」のような、

 驚きと快感が一度に押し寄せてくる感覚がたまりません。




 写真は山頂で飲んだコーラ!

 重い荷物を運んでくださった方々には、感謝の気持ちしかありません。

 「シュワシュワが飲みたい!」とずっと思いながら歩いていたので、

 山頂で一口飲んだ瞬間は、言葉にできないほど美味しく感じました。


 そして、なんと雨予報のタイミングで予約したせいか、

 いつも満員御礼で予約の取れないみやま山荘が、奇跡の「貸切」状態! 

 夕食のご飯も、お櫃とお鍋を独り占めという、最高の贅沢を味わってしまいました。






 夜景も独り占めです。

 実は山荘というと、私はこれまで「蛭ヶ岳山荘推し」だったのですが、

 その決意が揺らいでしまうほど、みやま山荘さんのご飯が素晴らしかった!

 小鉢がいくつも並び、山小屋の食事とは思えないほど、手間ひまがかけられた、

 心を尽くしたお料理ばかりでした。

 本当にごちそうさまでした。ありがとうございます!

 




 夜、布団の中でスマホの写真を見返しては、

 「ああ、楽しかったなぁ」としみじみ噛み締めていました。

 辛い行程であればあるほど、見返りの大きさを実感します。

 最終的に報われる達成感も、そのぶん大きいのだと知りました。


 そして、行程そのものも振り返ってみればすごく充実していたんです。

 マイペースで進めたこと。

 静かな道のりだったこと。

 誰かと競うわけでもなく、

 ただ自分と向き合って、黙々と歩を進められたこと。


 最近は人気の登山道を歩くことが多かったので、

 この「自分と向き合う」感覚を少し忘れていたのかもしれません。

 最初は「寂しいな」と感じた一人登山でしたが、

 終わってみれば、驚くほど豊な時間でした。  








 翌朝は、まるで神様からのご褒美のような最高の天気。

 富士山もくっきりと見え、空はどこまでも青く澄み渡っていました。

 そんな言葉にならないほど美しい山からの景色を眺めながら、

 下山ルートへと向かいます。


 そして、もう一つ嬉しいご褒美がありました。

 いつもなら丹沢山から塔ノ岳に向かう登り返しがとても辛くてしんどいのですが、

 この日はあっという間に着いてしまって、自分でもびっくり!

 全く辛さを感じなかったのです!





 もしかしたら、これまでのトレーニングの成果が
 
 確実に身についているのかもしれません。

 そんなふうに前向きに思えるほど、素晴らしい登山体験になりました。


 「丹沢三峰、もう一回行く?」と聞かれたら、

 「いやぁ、しばらくは遠慮しておきます」

 と笑って答えてしまいそうですが、

 でも心の底から「行って良かった!」と感じています。


 今日が北アルプスじゃなくて良かった。

 この丹沢三峰で本当に良かった。


 静かな達成感とともに、そんなふうに思えた山行でした。



 最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 今日も心穏やかな素敵な1日となりますように。

 願いを込めて。






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