さようなら、夏。(写真の記録14日目)
こんにちは!
今日は彼岸花を撮りに、泉の森(近所の公園です)まで出かけてきました。
咲いているかな? とドキドキしながら向かいましたが、
無事、咲いていました!
 行く途中、小さな木にとまる蝶々を見かけました。
 アサギマダラかな? と思いながらカメラを向けると、枝の上から下まで、ゆっくりと移動しています。
 卵を産んでいるのかな? と想像しながら帰ってきて、写真をよく見ると、
 なんとお尻から卵が出ていました! 
 やっぱり、と納得。
 交尾の時期を終えて、産卵の時期なんですね。
 アサギマダラの産卵は6月頃と10月頃だそう。
 まだ暑さの残る日もありますが、季節は確実に移ろいでいる。
 そのことが、とても嬉しく感じました。
 そして、今日の主役・彼岸花です。
 去年より、数はだいぶ少なかったけれど、力強く咲いていました。
 ちゃんとお彼岸の時期に合わせて咲いてくれるんですよね。
 その律儀さに、なんだか胸が熱くなりました。
 気象変動が進む今だからこそ、余計にありがたく感じるのかもしれません。
 さらに、夏の終わりを告げるように、羽黒蜻蛉さんの姿も。
 オスとメスが追っかけっこをしていて、こちらはまだ交尾の時期のようです。
 でも数はぐっと減ってきました。
 そろそろ、この子たちにも「また来年ね」と声をかけたくなる季節です。
 こうして、何気ない自然の中で、静かに季節の移ろいを感じられること。
 それがどれほど尊く、幸せなことなのかーー
 今日あらためて、そう思いました。
 今年の夏は本当に暑かった。
 地球が可哀想になるほど、息苦しい夏でした。
 だからこそ、静かな秋にバトンを渡してもらえることが、
 今はただただ嬉しくてなりません。
 最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
 みなさんの今日が、穏やかで優しい時間になりますように。
 ささやかな願いを込めて。







