自分と真逆の考え方? の東野登山隊にハマっています。
土曜日からずっと東野登山隊という配信番組にハマっている。
Amazonで無料のシーズン3まで見終わった。
これが面白い。そして、メンツが中々豪華なのだ。登山家の平出和也さんと中島健郎さんもカメラマンとして登場する。
在りし日の平和な姿を感慨深い思いで見たりしているのだ。
面白いのは、登山に対する東野隊長?(リーダーは天津の木村さん?)の言う登山の考え方だ。
登山は無駄なこと、と言う前提が東野さんにはあるらしい。
「(ただ登って降りるという意味のない)無駄なことをやっている。そう言う無駄なことをできる身分になった自分に、余裕ができたなぁ、と感じる」
といい、登山できる身分の方々に(東野登山隊の物語を)アプローチしたいと、自らを「セレブ登山」と呼ぶのである。
登山がセレブというのが、まぁ、意外だったわけだ。
そう言われれば、登山用品は高いし。そういう観点があるのもわからなくはないが、私的には、登山とは道を知るための学びだという認識でずっといた。
無駄どころか、それがなくては生きていけない。
そして、人生は登山を通してしか学べない。
いや、他のものでも学べることは学べるが、一番手っ取り早く、一番人生の縮図となる学び場が、登山というスポーツである、と思っていた。
だから人生に貪欲な中年層が多い、若者は学ばなくても若さでいけるので登山に興味がない、でも近頃は若者にも登山ファンが増えて来ているので、学ばないと生きていけない厳しい時代に直面しているのだと感じていた。
ところが、東野さんは、登山は無駄(やる人はセレブ)、と言い切るのだ。
これだけ発想の違う、出発点の違う方の登山がどんなものなのか、興味を持った。
どんな道を行くのか。そこでメンバーは何を学んでいるのか、そんなことを見守っている。
今のところ、高所恐怖症の天津木村さんを東野さんとディレクターの椎葉さんがさりげなくいじめるという、これも社会の縮図のような人生劇場を見せてくれている。
まぁ、それだけじゃないが。トリッキーで楽しい登山の様子も見せてくれるし。その自然の雄大な景色も素晴らしいし、登山技術も勉強にもなり、面白い箇所はいろいろあるのだが、私的には、東野さんと椎葉さんが笑いながら天津木村さんをジリジリと追い詰めていき、木村さんがその都度キレて、迷惑をかける人に追いやられていく様がなんとも言えず、あるある的な面白さで見させていただいたりしている。
天津木村さんって私みたいだな、という・・笑
社会的には東野さんと椎葉さんがいい人まともな人だよなといいう・・・
さすがスタート地点の違う東野さんだけあって、私の敵を演じているという人生劇場の面白さを味わいつつ、天津木村さんを応援したり、時には東野さんと椎葉さんの気遣いに感動したりして、上手い具合に折り合いを付けて登山する様を楽しく拝見させていただいている。
私に似たキャラの天津の木村さんには今後も頑張って欲しいところだが、(なんと高所恐怖症を克服してものすごい岩山登山を成し遂げているのである!)シーズン8まであるのだとか?
この後、メンバーに残っているのかもよくわからない。シーズン4からは有料チャンネルであるためまだ見ていないのだ。
こんな有料チャンネルの微々たるお金をケチっているのに、どこがセレブなんだか、笑
登山が好きな方がセレブとは限らないので、東野さんの目論見は外れているような気がもするが、まぁ、課金して見る方も多いのかもしれない。(人気配信番組のようなので)
あ、そうそう、天津木村さん、私に似ていると言ったが、最大に違うところがあった。
「僕は金満登山ではなくて、ユニクロでも登山はいける! そういうところも伝えたい」と初期に言っていた木村さん。
番組のお金でギアが買えるとなったら、スポルティバだのアークテリクスだのマムートだのノースフェイスだの、高いものを経費で買いまくって「普段着に兼用できる」などとほざいていた。
おい、ユニクロはどこに行ったー!
セレブ登山番組、東野登山隊。
課金してみるかどうか、じっくり悩みます。
今日も最後まで読んでいただきどうもありがとうございます。
素敵な時間を過ごされますよう。
願いを込めて。