パリ五輪でパクられる、大山詣でダウンしそうになる。

 

 こんにちはー、パリオリンピック始まりましたね。

 さすがおフランスはオシャレだなぁ。東京五輪の開幕式とは全く違っていて。

 何がびっくりしたって、エッフェル塔がシン・ゴジラみたいになっていて・・





 あ、パクられた、と思いましたよ、笑

 それは冗談ですけれど、似てましたね。とても感動的で、素敵な演出でした。

 気球の聖火台も良かったですけれど、セリーヌ・ディオンさんの愛の讃歌がたまりませんでしたね。上手いわぁ。泣けますわぁ。




 雨の雫によるカメラの玉ボケまでも、演出かと思っちゃいました。
 綺麗すぎて。(写真下です)

 パリ五輪、初めっからもう最高の予感しかしません。




 そんな私は今日、富士山前のトレーニングの一環で、大山に登ってきました。

 登山口直通のバスに初めて乗ったんですけれど、車中で、噺家の方が大山の説明をしてくれて、それをずっとアナウンスしているというね。

 なんか面白い感じだったんですけれど。

 江戸時代は、大山詣でが大ブームで、富士山の神様と大山の神様が親子の関係にあるようでしてね、噺家の人は、男神、女神、と言ってましたね、それで富士山と大山を両詣りすることが流行ったようなんです。




 江戸の人は早いと3日で(江戸から)行って帰ってくると言っていましたね。さっきググったら、平均でも5日くらいだそうです。

 いやぁ、早いですよね。早いけれど、たかが大山詣でにすごい時間をかけているというのか。矢倉沢往還(大山街道)をずっと歩いて、ちっこい大山を登るのために、わざわざ何日も歩いて来たのですから。

 それはもうものすごい労力だったわけですよね。

 


 実は私、今日暑くて暑くてバテまして、女坂で死にそうになって、これはもう命の危険を感じる暑さだと思いましてね、オーバーですけれど、笑

 汗が滝のように出るんです。それでボウっとしてしまって。下社まで行ったんですが、そこからケーブルカーで帰ろうかと思ったんですよ。 




 でもね、江戸の昔の、3日だか5日だかかけてやってくる大山詣の人たちのことを思ったら、いくら電車とバスを乗り継いですぐに来れるからって、この貴重な機会をふいにして良いものか疑問に感じまして。

 いや、江戸時代はこんなに暑くはなかったと思いますけれどね。

 それでも、ここまできたんだから頑張って登ろうと思って、登って来ましたよ。

 それこそ、大袈裟に、大山詣での気分でね。




 ところで、大山の山道というのは、どうしてこうも色気がないというのか。
 他のもっともっと難易度の高い山の登山道よりも、面白味がないというのか。

 ただ辛いだけのしんどい登山道なんですよね。
 だから、標高が低いし、難易度も低いし、コース定数も少ない割に、ツラいんです。




 写真上のような、時々こういう良い感じの道もあるんですけれどね、ほんとちょっとだけなんです。あとはゴツゴツした岩場をずっと上るだけで、表情豊かな登山道でもなくてね。

 修行の道というのもわかる気がしますよ。登っている方たち、みなさん楽しそうではなくて、ゼーゼー、ハーハーしてますもんね。必死に登られています。




 でも不思議なことに、阿夫利神社下社までの女坂よりも、下社から上の、奥の院までの登山道のほうがまだ楽に感じました。
 ここまで来たら登るっきゃない、と肝が座ったのか。

 そういえば、帰り道に出会った登山途中の男の方が大きな声で悩んでましたね。

 「どうしようかなぁ・・・」

 引き返して帰ろうかな、登山やめようかな。

 そう言っているように感じられました。

 そりゃ悩むよね、今日の天気だし、登山道、初っ端からつまらないしね。帰りたくもなるよね、と共感してしまいましたっけ・・。





 無事登り切って、下社まで戻って来た私。

 下社からは自分へのご褒美、頑張ったご褒美に、ケーブルカーで帰って参りました。

 うわぁ、乗ったの何年ぶりだろう。何十年ぶり?
 
 「670円です」と言われた時は、アタタタタ・・・と声が出そうでしたけれどね、笑
 高いっす!!!

 

 
 とりあえず、富士山前のいいトレーニングにはなりました。
 やはり気温が高いと登山は難易度が上がりますよね。

 富士山、標高高いから、もう少し温度は下がると思うけれど、気をつけたいと思います。

 そして、新しい靴の試着もしたんですけれど、特に問題なく、大した痛みもなく履いていられました。今回は成功かな? 自分で選んで、Amazonで買ったんですけれどね・・・

 

 今日も最後まで読んでいただきどうもありがとうございます。
 一緒にパリ五輪、応援しましょう!
 

 今日も素敵な時間を過ごされますよう。
 願いを込めて。



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