パリ五輪でパクられる、大山詣でダウンしそうになる。
こんにちはー、パリオリンピック始まりましたね。
さすがおフランスはオシャレだなぁ。東京五輪の開幕式とは全く違っていて。
何がびっくりしたって、エッフェル塔がシン・ゴジラみたいになっていて・・
それは冗談ですけれど、似てましたね。とても感動的で、素敵な演出でした。
気球の聖火台も良かったですけれど、セリーヌ・ディオンさんの愛の讃歌がたまりませんでしたね。上手いわぁ。泣けますわぁ。
綺麗すぎて。(写真下です)
パリ五輪、初めっからもう最高の予感しかしません。
登山口直通のバスに初めて乗ったんですけれど、車中で、噺家の方が大山の説明をしてくれて、それをずっとアナウンスしているというね。
なんか面白い感じだったんですけれど。
江戸時代は、大山詣でが大ブームで、富士山の神様と大山の神様が親子の関係にあるようでしてね、噺家の人は、男神、女神、と言ってましたね、それで富士山と大山を両詣りすることが流行ったようなんです。
いやぁ、早いですよね。早いけれど、たかが大山詣でにすごい時間をかけているというのか。矢倉沢往還(大山街道)をずっと歩いて、ちっこい大山を登るのために、わざわざ何日も歩いて来たのですから。
それはもうものすごい労力だったわけですよね。
実は私、今日暑くて暑くてバテまして、女坂で死にそうになって、これはもう命の危険を感じる暑さだと思いましてね、オーバーですけれど、笑
汗が滝のように出るんです。それでボウっとしてしまって。下社まで行ったんですが、そこからケーブルカーで帰ろうかと思ったんですよ。
いや、江戸時代はこんなに暑くはなかったと思いますけれどね。
それでも、ここまできたんだから頑張って登ろうと思って、登って来ましたよ。
それこそ、大袈裟に、大山詣での気分でね。
ところで、大山の山道というのは、どうしてこうも色気がないというのか。
他のもっともっと難易度の高い山の登山道よりも、面白味がないというのか。
ただ辛いだけのしんどい登山道なんですよね。
だから、標高が低いし、難易度も低いし、コース定数も少ない割に、ツラいんです。
修行の道というのもわかる気がしますよ。登っている方たち、みなさん楽しそうではなくて、ゼーゼー、ハーハーしてますもんね。必死に登られています。
でも不思議なことに、阿夫利神社下社までの女坂よりも、下社から上の、奥の院までの登山道のほうがまだ楽に感じました。
ここまで来たら登るっきゃない、と肝が座ったのか。
そういえば、帰り道に出会った登山途中の男の方が大きな声で悩んでましたね。
「どうしようかなぁ・・・」
引き返して帰ろうかな、登山やめようかな。
そう言っているように感じられました。
そりゃ悩むよね、今日の天気だし、登山道、初っ端からつまらないしね。帰りたくもなるよね、と共感してしまいましたっけ・・。
無事登り切って、下社まで戻って来た私。
下社からは自分へのご褒美、頑張ったご褒美に、ケーブルカーで帰って参りました。
うわぁ、乗ったの何年ぶりだろう。何十年ぶり?
「670円です」と言われた時は、アタタタタ・・・と声が出そうでしたけれどね、笑
高いっす!!!
とりあえず、富士山前のいいトレーニングにはなりました。
やはり気温が高いと登山は難易度が上がりますよね。
富士山、標高高いから、もう少し温度は下がると思うけれど、気をつけたいと思います。
そして、新しい靴の試着もしたんですけれど、特に問題なく、大した痛みもなく履いていられました。今回は成功かな? 自分で選んで、Amazonで買ったんですけれどね・・・
一緒にパリ五輪、応援しましょう!
今日も素敵な時間を過ごされますよう。
願いを込めて。