名画に酔いしれる夏。

 

 毎日暑いですが、いかがお過ごしでしょうか。

 私は時間があるのをいいことに、アマプラ映画をよく見ましたね。

 過去に見たことのある映画も名画はやはり良い! と言うことで。

 特にカッコいいな〜と思ったのがこちら。


 まずは、アンタッチャブル。




 そして、処刑人。



 最後に、未知との遭遇。



 他にも色々見たのですけれどね、以下に自己記録的に記しておきます。 

 

 アンタッチャブル、ユージャル・サスペクツ、ビック・リトル・ファーム、未知との遭遇、光の旅人K-PAC、サイレント・トーキョー、仕立て屋の恋、処刑人、マイノリティ・レポート、ベイビーブローカー、ターミナル、ノウイング、トータル・リコール、みとりし、ザ・スーサイド・スクワット極悪党集結、ヘルモニ地獄からのおばあさん、ウェディング・ハイ、83歳のやさしいスパイ、チケット・トゥ・パラダイス。


 アンタッチャブル、映画の見どころは色々あるんでしょうが、全部うっちゃって、なんと言っても衣装がいいんですよね。禁酒法時代のアメリカシカゴを舞台に、財務省捜査官たちがイギリス紳士みたいなスーツ着てね、デザイナーはジョルジオ・アルマーニだそうで。文句のつけどころもないくらいカッコイイんです。

 そして、処刑人。こちらもアンタッチャブルに負けず劣らず衣装がいいですね。マクマナス兄弟が黒Tシャツにピーコートにジーンズという制服みたいな格好をいつもしているんですが、これがさらりと着こなしていて実にカッコイイ。

 衣装ばかりを褒めてしまって、ストーリーは? と言われそうですが、笑

 いやぁ、もう映画は浪漫と美学ですから、衣装がいいってやっぱりすごいと思います。

 ちなみに、トム・ハンクスのターミナルも衣装が良かった。(これも連休見た映画の一つ)



 ↑ これね。ストーリーも一番良かったかもしれない。

 こういう何気なく心温まるハート・ウォーミングな映画大好きです。


 話が逸れましたが、「アンタッチャブル」と「処刑人」、衣装ではなくてストーリーを言うと、両方とも正義を掲げて悪人をどんぱちやりまくる映画なんですよね。

 印象的なシーンはアンタッチャブルの真面目な会計士がたまたまマフィアの悪人を殺してしまって、「こっちのが楽しい」と言い出してね、人殺しを快感に思ったようなところで、すぐに殺されてしまうのね。よく出来てるなぁ、と思いました。

 正義のためでも人殺しは快感になっちゃダメですよね。

 そして、「処刑人」では神の名の下に、悪人を処刑していく。このことが許されるかどうか賛否両論の世論が生まれてジエンドなんですけれどね、いや、ダメでしょう。と思いましたけれど、映画的にはマクマナス兄弟(親子)の実在がかっこいいから許す、と言うような感じでしたけれどね。ほんとにそのオチでいいの? と思いましたね。まぁ、それを言っちゃうと、「アンタッチャブル」もアウトになりますが、一応あちらは法とお題目を背負ってますからね。(法はほとんど役に立っていませんでしたが・・)倫理のみの場合はどうなんだと言うと、難しい問題なわけで・・。

 「処刑人」、続編があるらしいのですが、見ていないんですよね、どうケリを付けたのか気になるので、いつか見てみたいと思います。


 最後の「未知との遭遇」ね、言わずもがなの名作の一本。こちらも何度も見ているのですが、また見てしまいました。

 衣装云々は特にないんですけれどね、スピルバーグの映画ね、(ターミナルと一緒です)1977年と古い映画なのに、実によく出来てるSF映画。クライマックスの円盤(宇宙船)が出てくるシーン、ゾクゾクしましたね。

 こういうの見ると、本当に宇宙人はいるんだろうな、と思ってしまいます。

 頭の中にイメージがこびり付いて離れなくなるとか、ありそうだな、と・・

 あと古い名画が魅力的すぎて、今の映画業界どうなってるのかなぁ、と心配になったり。

 セブンあたりからなんでしょうかね、猟奇的な殺人モノとか、グロテスクだったり、謎設定だったり、主人公が突然非日常空間に陥って、殺したり、殺されたり・・・そんな刺激的な映画が多くなって来た。ような気がします。

 スピルバーグの時代が恋しいです。

 そんな突飛じゃなくていいんですよ。もう描き尽くしてしまったから、新しい設定を考えるのに必死なんでしょうけれど、普通でいいんですよね。なんて、余計なことですが、ちょっと思ってしまいました。

 まぁ、スピルバーグが「普通」かというと宇宙人とかなわけで、笑 全然普通じゃないんですけれど、映画の浪漫や美学的には全然普通なわけで。その枠の中で、あれだけ衝撃的な映画を作ってくれるスピルバーグはやっぱりすごい。そう言う驚かせ方をしてほしいんですけれど、今の映画も・・なんて思いました。まぁ、スピルバーグみたいな監督たちが名画を産んでしまったから、後のものたちが今苦しんでいるだけかもしれませんけれどね。

 

 「バービー」が今人気らしいですが、これもどうなんでしょうね。マーゴット・ロビーが好きだからちょっと観てみたい気がします・・・

 

 では、今日も最後まで読んでいただきどうもありがとうございます。

 暑いので、水分補給して、熱中症には気をつけてくださいね。


 素敵な時間をお過ごしになられますよう。

 願いを込めて。 




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