若い頃大好きだった音楽をアラフィフになって聞いたら歌詞がゲスすぎた件。
音楽にハマっている。
若い頃聴いていた懐メロロックだ。
ずっとMacBook Airとアイフォンの調子が悪くて同期ができなかったが(Lightningケーブルのせいだと思う、バッタものを使っていたから)、やっと繋がったのだ。
それで、嬉しくなってしまって、昔聞いた、テープが擦り切れるまで聴いた音楽を・・そのテープは探したがもう失くしてしまっていた・・ 新しくCDで購入して聴いているというわけだ。
今月は3枚買った。
Apple Musicに入ったほうが安いと思う。
でも、まぁ、気まぐれに聞きたいときだけ聞きたいので、それに私は、アップルのあの所有しないという概念がどうも好きではない。
モノやジャケがなくてもいい、が、音源のデータくらいはダウンロードしたら、せめて持っていたい。(Apple Musicを止めると消え失せるよね・・)
ところで、今日聞いた懐メロロックは、若い頃よく聞いていた、このバンドだ。
「RED WARRIORS」。
ファーストアルバムの「Lesson1」を購入した。なぜなら一番彼ららしいロックンロールの原点が詰まっているので。これ一択でしょ、と思ったわけで。
懐かしくて、ウキウキして聴いていたら、だんだん眉間にしわが寄ってきた。
これは・・・・??
音楽はいい。ギターも最高。歌は文句無し素晴らしい。若さのエネルギーが噴出・放散・炸裂するような、若い貴重な一時期にだけしか創れないような素晴らしい音楽。
なのに、詩がクソすぎる。
歌詞の中の男がゲスすぎる。
放送禁止、ピー音連発のようなエロい歌詞がキモすぎる。
なぜ、あんなに完璧な若さを象徴する素晴らしいロックを歌える一時期に、あんなにひどい歌詞を歌わなきゃいけないのだ。
何が悲しくて、あの音楽に、あの歌詞をつけたのだ。
それが、伝えたいこと、音楽性だというのか。
でも、それだけは考えられない。
なぜならば、それは、歌が、ギターが、音楽自体が証明しているからだ。彼らが訴えたいことを。クズとゲスとエロだけでは決してないことを。
なのに、詩だけがクソすぎる。
誰か注意してあげる大人は周りにいなかったのだろうか。
23の少年、まだまだ子供と一緒だ。そんな歌詞は歌うものじゃないよ、下品すぎるよ、完璧な音楽が台無しになっちゃうよ。
そう、教えてあげる大人はいなかったんだろうか。
なんで子供のやりたい放題作らせたのか。
いや、いや、私は言い過ぎなんだろうか。売れたくらいなんだから、そんなにひどい歌詞じゃないかもしれない。
そうだ、もちろん素晴らしい歌詞の曲もある。ただアルバムにエロいクズ男の歌詞の曲がちょいちょいあるというだけの話で、しかもデビューしたてのファーストアルバムの中の話である。そうだ・・・そのあとは、そこまでひどいクズ男の歌詞はなかったと思う。
ファーストアルバムも衝撃デビューを飾ったくらいに売れたくらいだ。
そこまでひどい歌詞じゃなかったのかもしれない。私の思い違いかもしれない。
そうそう、こんな感じだ。
うっ。
べ、別の曲ではどうだ。
たった一晩過ごしただけで、俺の女ヅラやめてくれ。
図々しいったらありゃしない。
次の女が来る前に、俺のベッドから消え失せろ。(大意)
いやはや、スゲェ、歌詞だな。
ほんとに。
クズだ。それともファンを調教しているのか?
何が悲しくて、こんな歌詞を歌わなければならなかったのか。
誰か注意してあげる大人はいなかったのか。
The Beatlesにだって、ジョージ・マーティンが付いていたぞ。
彼らのロックの情熱や、エネルギーが、彼らの良いところがすべて台無しになってしまうあのクズ男の歌詞はどうなんだ。