うちの猫とアナログ写真みたいな漫画の件。
こんにちは!
慢性腎不全末期のうちの猫、ミーちゃん。寝ない、食べない、飲まない、下痢、と最悪の症状が続いていましたが、どうやら山を越えたらしく。
末期症状にしては、体重も減っていないし、数値もそう悪くないと言われていたんですよね。おかしいなぁ、と。
で、朝晩2回の点滴のおかげもあったのか、ここ数日ですっかり持ち直しまして。
おかげさまで、下痢もおさまり、ぐっすり眠れるようになり、ご飯を食べるようになりました!
やりました。頑張ったね、ミーちゃん。
でもまだ水をほとんど飲まないんですよねぇ。なので、点滴は必須。
なのに、ここ数日、点滴の針を刺せなくて、なんか皮膚がぐにゃっとして針が入っていかないんです。無理矢理挿すととても痛いらしく、逃げられてしまいます。
困りました。一回病院に行って点滴してもらいましたけれど、あとは失敗ばかりなので、もう3日くらい点滴できていません。(今夜またチャレンジします)
それがとても心配なのですが、それを除けば、一時期よりだいぶ症状がいいので、ちょっと安心しました。よかった、皆様にもご心配おかけしてすみませんでした。
ミーちゃん、もう少し頑張ろう!
菅田将暉さんが主演のサイコスリラー映画です。
レビューで色々突っ込まれていたので、あまり期待せずに見たのですが、これが結構よかった。
漫画家が主人公でね、漫画を模倣する殺人事件があり、漫画を描くシーンや漫画の作品(原稿)が沢山出てくるんですよね。その漫画の巧いこと、美しいことといったらなかった。
昔は当たり前だったんですけどね、今は古い書き方になってしまった、「Gペンで紙に漫画を描く」シーンがあるんですよ。懐かしのスクリーントーンを貼ったりしてね。
デジタルで描く現代と比べると、なんという労力。なんという手間。なのに、圧倒的な美しさと、完璧さ。描き終わった原稿を1枚ずつ、張った紐に干していくあたりもね、もう芸術的なんですよね。(アナログ写真のネガを現像するのに似ていますね)そんなシーンに感動してしまって。
失われた漫画文化の素晴らしさを改めて実感する映画でした。
不思議だったのは、主人公が悪役のキャラクターを描けないと言って漫画家を諦めるところですかね、いやいや、犯罪サスペンスなんて描くのやめて、ほのぼのホームドラマでも描けばいいんじゃない。善人しか出てこないやつ、とか思いましたけどね。
あと、圧倒的な存在感だったのが、「SEKAI NO OWARI」のボーカルFukaseさん。
演技初めてらしいんですが、うまくてびっくりしました。すごい痩せているんですよね、30歳を過ぎて、あれだけ・・まるで10代の少年のように、痩せていられるというのは、体質というよりは並大抵以上の、並々ならぬ努力の賜物だと思うんですよね。
ミュージシャンのプロ根性見させてもらいました。本物だわ、と思った。それが演技にも反映されているという感じでしたね。めちゃくちゃ印象的な悪役、「ダガー」。こりゃすごいキャラクターだわ、キャラクター描けない漫画家の卵も売れっ子漫画家になるよね、と納得しましたけど、その悪役Fukaseさんに負けていない、決して食われていない菅田将暉くんもお見事でした。いい俳優さんですね。
異彩を放つ菅田将暉さんとFukaseさんの世界観と対照的に、時代遅れの昭和の遺物みたいな刑事たちが出てくるんですが、その時代遅れ元ヤンキーの小栗旬さん。
彼が殺されてしまうシーンは涙無くして見れませんでした。なんだろ、古臭いけど、唯一の良心といった感じだったのにね・・それとも、失われた人情? わかりませんが、とにかくショックでした。殺さないで欲しかったなぁ。
あの美しい漫画の原稿を見るだけでも、映画を観る価値がありますので、よかったらアマゾンプライムで無料です、見てみてくださいね。
そして、猫たちの近況に戻りますと、最近キーちゃんが太り気味。一時期ダイエットに成功したんですが、なんか元に戻ってしまった感がありますね。
餌を減らしているんですが、なかなか痩せない。もう少し健康のためにスリムになってほしいなぁ、と思いますが、うん・・
あと、最近、これは猫ではなく自分自身が、結構体調が悪い。難病になったり、頭痛が治らなかったり。キーちゃんよりは先に死ねないので、なんとか健康を取り戻すために頑張りたいと思います。
というわけで、最近の近況報告でした。
今日も最後まで読んでいただきどうもありがとうございます。
素敵な時間を過ごされますよう。
願いを込めて。