輪廻転生の妙を考える、「インフィニット 無限の記憶」。
こんにちは〜 オミクロンの感染拡大が続いています。
おかげですっかり、休みの日はアマゾンプライムビデオを見るのが習慣になってしまいました。
アマゾンプライムって便利ですよねぇ・・当日配送や送料無料になるし、ビデオも見れるし。(年間プランに入っています)
何がいいって、鬼滅の刃を放送日翌日に見れることでしょうか。日曜は早く寝るんで(月曜の仕事を考慮して)、23時過ぎまで起きていられないですからねぇ・・
ってすっかりアマゾンの宣伝みたいですが、昨日はインフニットという映画を見ました。
「インフィニット 無限の記憶」
アントワーン フークア監督。マーク ウォールバーグ、キウェテル イジョフォー、ソフィー クックソン出演。
【あらすじ】
エヴァンは統合失調症の経歴が邪魔をして、なかなか仕事が見つからない。仕方なく、刀鍛冶の記憶を元に刀を作って売ろうとして、窮地に追い込まれる。彼には学んだことのないスキルや訪れたことのない時代の記憶があったのだ。そんな時、インフィニットという秘密結社が彼を救い出し、エヴァンを「ある男の生まれ変わりだ」という。彼こそが人類絶望の危機からこの世界を救うヒーローだったのだ・・・
何ですかねぇ。最近珍しいくらいの勧善懲悪もの。アメコミ映画だってこう露骨なのありませんってくらいの。漫画かよ、と思いましたが、しかし、よくできている。
エヴァン(主人公)は面接に落ちまくりのダメダメ人間ですよ。薬がないと統合失調症の発作が抑えられずに薬漬けの。ですが、実は統合失調症じゃなかったのね、彼の妄想は全部リアルな過去の記憶だったという・・・で、真実の彼はスーパーヒーローですよ、笑
いや、笑っちゃだめですが、本当にでもよくできてるの。すんなりとストーリーが入ってくる。記憶がすべて輪廻転生の以前の彼のものだったという、意外とありそうなエピソードで説明されるものですから。
いやぁ、全生物を殺しても、アメーバとか微生物に生まれ変わったらどうするんだろうと思いましたけどね。とにかくまぁ、全生物の破壊というわかりやすい悪が対立軸としてある。
ですが、この歳になって思うんですが、人間って輪廻転生しますかねぇ。
そこで、エヴァンの前世の記憶がどうしても必要になります。なぜならエヴェンは前世で全生物を滅ぼす機械をどこかに隠したから。悪の組織はそれをどうしても取り戻したい。善の組織はそれを絶対に阻止したい。
まぁ、まぁ、多少マンガチックですが、すんなりと見れますよ・・・なぜなら、私も輪廻転生って信じるたちなんで。魂は何度も何度も生まれ変わって進化を遂げている。今世で堕落した魂はレベルの低い状況に生まれ変わると信じている。いや、信じていました。
一周回って、輪廻転生を信じていない若者時代に戻ったような気持ちです。というか、何ですかねぇ、これは私の個人的な想像ですが、歴史という絶対的な過去もあれはリアルかどうかわからないじゃないですか。仮想現実でそう信じ込まされている幻想かもしれません。すると、生まれ変わるのはまた同じ自分かもしれない、そう、何度も何度も今の自分のままを生きて、その中で魂を昇華させなければならない。そういう修行かもしれない。人生とは、人間とはそういうものなのかもしれない。
何て、最近過激なことを思うわけです。
とりあえず、この映画では輪廻転生を信じられるかどうかが、面白いと思えるかどうかの分かれ目となっています。普通は漠然と信じているから、すんなり面白く見れると思うのね。
あと、アクションがとても刺激的でした。銃弾を日本刀で避けたりね。
飛行機から飛び降りて、まるでスカイダイビングしながら、人類を滅ぼす装置(エッグと呼ばれている)を奪い合ったり。このシーンはちょっと斬新でした! アクション映画を見慣れた最近でも、これは良いなぁ、と感じた。
というわけでまとめです!
「インフィニット」という何度も生まれ変わる輪廻転生の記憶を持つ人間の物語を見たら、その生と死を繰り返す壮大な人類の趣と妙とを感じられて面白かった!
何度生まれ変わっても愛し合う男女の浪漫は最高!
また自分たちにも得意なスキルがあったり、まれにデジャブが訪れたりするのは前世の記憶なのではないかという不思議な気持ちになった。
アクションもかっこよく、スカッとする映画なので、飽きることなく2時間楽しめると思います。巣ごもり映画としてオススメです。
ではでは、今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
素敵な時間を過ごされますよう。
願いを込めて。