ついに安倍首相が・・・・愛こそはすべての「イエスタデイ」
こんばんはー
安倍首相がついに辞任しましたね・・・・
不思議なのは、潰瘍性大腸炎の病気の方々から絶大なる安倍擁護の流れが生まれていることです。安倍批判をする方(もしくは辞任賛成派)に、憎しみを持って意見されたりして・・どうも問題が違うような気がしている昨今です。。
さて、安倍さんの話は後でまた書くとして、今日も暑い中おうちmovieを見ました。
歌手を諦めた男が、次の瞬間、ビートルズがいないパラレルワールドに行ってしまう。彼はレノンマッカートニーの曲を自分の曲と偽って大スターとなるのだが・・という物語。
「イエスタデイ」ダニー・ボイル監督。 ヒメーシュ・パテル、リリー・ジェームズ、エド・シーラン主演。
これ、作中で主人公も認めているんですが、神様のいたずらみたいな感じなんですよね。
「神様は俺のファンなんだ」と。
だから歌手を諦めた途端に、突然パラレルワールドに連れて行かれた。ビートルズの曲を好きにしていいと言ってくれたかのように。
そこで、男は必死でビートルズの曲を思い起こして、自分の曲として歌い始めます。するとみるみるうちに注目が集まって・・・うん、さすがレノンマッカートニーの曲は素晴らしいですね。ビートルズファンなので、あらためて、時代を超えての素晴らしさに感服いたしました。
でも、なのに、男はスターになることをやめてしまう。最後に一人の女性との愛を選んで、歌は趣味で歌うような感じになるんです。要するに「負け組」に逆戻り。
おかしいなぁ。神様からの応援はどうなっちゃったんだろう。
それを蹴っても、愛を選んだという選択は、正しいものなんだろうか。
最後に男が歌うのはもちろんビートルズの「愛こそはすべて」。
うん、やっぱり愛だよね。神様が応援していたって、愛だよ、愛。
・・・・・・・。
イマイチ何が言いたかった映画なのかなぁ、という感想も抱きますが、概ね、ビートルズファンにはたまらない要素も手伝って、良い映画だと思います。
一番、おおっ、と思ったのは、パラレルワールドでは、ジョン・レノンが生きているんですね。ビートルズが存在していないので、彼は78歳の老人となって存命しています。
なんと元漁師、世界中を旅して回ったという、「負け組」の一人なんです。
「勝ち組」ではそりゃないけれど、幸せな人生だった、とジョンは言います。
そして、好きな女がいるなら、愛を伝えるんだ、とアドバイスをします。
この俳優さんが本当のジョンによく似ていらして、ちょっと胸が熱くなりました。
本当に生きていたらいいのになぁ・・と。
神は歌手として成功させるためではなくて、愛こそはすべて、負け組でもすべて、と伝えたいがために、わざわざパラレルワールドに送ったんですかね。
まぁ、それじゃないと物語にならないけれど、なんとなく微妙。元のままでも良かったような。
ジョンレノンが生きている世界ももちろん素晴らしいんですけれど、やはりもしあの名曲たちが生まれなかったら・・と思うと愕然としてしまいますから。
あらためてビートルズの偉大さを確認したい方にはとても面白い映画だと思います。こんなに良い曲だったかな・・・なんて。ほんとしみじみしてしまいましたよ。
アマゾンプライムで無料です。
さて、安倍さんの件ですが、個人的にしみじみしてしまったのは、以前安倍首相が辞任したときに、私はブログを書いているんですね。2007年ですよ。13年前!
あのときに、安倍首相の政治生命はもう終わったかのように思っていましたが、なんとそれから見事に復帰を果たして、歴代最長の7年8ヶ月も総理の職に就いたという・・・・フェニックスか。素晴らしすぎるわ。
・・と、その努力は認めるものの、やはり安倍首相は売国政策をしすぎましたよね。多国籍企業に日本の国富を売り渡すような政策と法改正の目白押しでした。代表的なのが水道法改正に種子法廃止、TPPに日米FTA。
拉致問題や領土問題も全く進展しないどころか後退でしたし、そこも叩かれてるけど、それよりもやはり、多国籍企業に日本の市場を解放する道筋をせっせとつけてくれたことが、私的には歴代で最も残念な総理大臣でした。
野党の時は、TPPにも反対していたんですけどね。大うそつきです。応援していたのにがっかりしました。そこの裏切られた失望感も含めると、病気への同情も限りなくゼロになりますね、申し訳ありませんが。
まぁ、それでも、長い間お疲れ様でした。
いろんな権力の私物化と隠蔽とバラマキの刑事的責任は、今後の人生でしっかりと償っていってほしいです。
次の総理大臣ですが、誰がなりますかねー
安倍首相の傀儡の方がなったら、せっかく辞任されても何も変わらない・・どころかさらに悪くなりますからね。この後の人選が大事ですよね。
どうかまともな人選が(自民党の総裁選が)行われることを祈ります。
ではでは、毎日暑いですが、熱中症に気をつけて。
素敵な時間を過ごされますよう。
願いを込めて。