欠損した人生もまんざらではないと思わせる「ヒアアフター」。
こんばんはー。
今日のおうちmovieは「ヒアアフター」。アマゾンプライムのあらすじは「世界を感動に包む、希望と再生の物語」。珍しく短い。しかも陳腐な「感動の物語」ってなんだそれ・・・
前情報ほとんどなしで、監督がクリント・イーストウッドだというだけで見たのですが、これが・・・いやぁ。
感動に包まれて、思わず、泣いてしまいました。
映画見て泣くのって、いつぶりか?! すごい感動してしまった。(陳腐で失礼)
あらすじ・・・いつも書いているんですが、これは不要だと思います。霊能者の男に、臨死体験をした女性に、一卵性双生児の兄を亡くした少年、と言葉にすると、スピリチュアルな世界観すぎて、ちょっと怪しくなってしまう。
ところが、監督が伝えたいことは、ありがちなスピリチュアルな話では終わらないから不思議。
こんなにドキドキハラハラして見る作品だと思いませんでした。国を跨いで別れた物語が、主人公たちが、どこで繋がるのか、まだか、まだか、と手に汗を握るように追い求めてしまいました。
それほど、欠けた彼らを埋めるのは、彼らだけでしかないという確信にも似た予感を抱く物語なんです。
不思議ですね。一人では絶望的に欠損した人間が、出会うべき人と出会って、こうも救われるものなのか・・
最後の握手のシーンが素晴らしいです。
・・・・・・・・・・・。
言いたいことが多すぎて、うまく言えませんが。
クリント・イーストウッドの描く魔法にはまりました。
この世には、私の出会うべき人もいるのではないかという希望さえ抱きます。
これはいい映画だなぁ。アマゾンの簡単すぎる陳腐なあらすじ、まさにその通り。
特に、死んだ双子の兄と対話をしたくて、彷徨い続ける少年が涙ものです。彼の兄を思う心、最後に対話をするシーン、涙無くして見れません・・
上手いねークリント・イーストウッド。人は出会うべく人と出会うことで、再生するのだなぁとしみじみ思いました。
はぁ。私も希望を抱いて、また明日から頑張りますか。映画っていいですね。
さて、今日はお休みだったので、お散歩に行きました。
そうしたら、私が青春時代を過ごしたファミレス(ファミレスが潰れた後はハンバーク店になっていました)が取り壊されていた。
元ロイヤルホストだったんですよね。よく通ったんです。それが終わって、格安ハンバーク店になって、ハンバーグ店も既に潰れていた。もう1年以上は閉鎖した店が悲しげに佇んでいたという建物です。
でもね、見る影もない格安ハンバーグ店になっても敷地内に、ロイヤルホストの竣工記念の碑が立っていたの。それで、なんとなく、建物には愛着を感じていました。
ついに建物が取り壊されましたか・・・ちょっと寂しかったので、最後に写真を撮らせていただきました。思い出をありがとうございます。
家に帰ると、猫が幸せそうに寝ておりました。
救われますね。癒される寝姿。
あなたが希望と再生を感じられますように。
では素敵な時間を過ごされますよう。
願いを込めて。