東大教授鈴木氏がまた書いてくれた・・・・「コロナ禍が炙り出す食の脆弱性と処方箋」
こんばんはー
今日は久しぶりの仕事で疲れましたですよ。
でも、コロナ禍の時代、仕事があるだけでありがたい・・・
ですよね・・・頑張って働かせていただきました。
さて、帰ってきたら長周新聞が届いていました。
またしても、東大教授の鈴木宣弘氏が日本の食料自給率を上げるために様々な提言をしてくれていました。言ってくれる方がいるだけでありがたい・・・
ですよね・・・何も言わず粛々と自由化を推し進めて、日本の食料自給率をさらに下げようとしている悪の政権もいらっしゃいます。どこの誰とは言わないけど。
記事を読むと、問題は量だけではなく、食の安全・・質にも関わるものだということがよくわかります。私たちは豚よりもひどい、危険な食べ物を食べさせられようとしていて、その危険な餌さえも手に入らないかもしれない、という状況に落ちようとしています。酷い話だ。なんとか食い止めなければ・・・
コロナ禍で苦しんでいる方々は、これの苦しみ要らないはずです。
鈴木教授の警告をぜひ心に留めていただければ幸いです。
(最初だけ抜粋します↓ ↓ ↓)
はじめに
新型肺炎の世界的蔓延への対処策で、物流(サプライ・チェーン)の寸断や人の移動の停止が行われ、それが食料生産・供給を減少させ、買い急ぎや輸出規制につながり、それらによる一層の価格高騰が起きて食料危機になることが懸念されている。日本の食料自給率は37%、我々の体を動かすエネルギーの63%を海外に依存している。輸入がストップしたら、命の危険にさらされかねない。
輸出規制は簡単に起こりうるということが、今回も明白になった。FAO・WHO・WTOは共同で、輸出規制の抑制を要請した。しかし、輸出規制は国民の命を守る措置であり、抑制は困難である。かつ、3国際機関は、いっそうの食料貿易自由化も求めている。自由化しすぎて輸出規制も起こりやすくなり、自給率が下がって輸出規制に耐えられなくなっているのに、もっと自由化しろ、とは論理破綻も甚だしい。コロナ・ショックに乗じた「火事場泥棒」的ショック・ドクトリン(災禍に便乗した規制緩和の加速)であり、看過できない。
過度の自由化への反省と各国の食料自給率向上こそが解決の処方箋である。
輸出規制の抑制はナンセンス
~自給率向上策とともに国民を守る正当な行為
すでに、小麦の大輸出国ロシア、ウクライナ、コメの大輸出国ベトナム、インドなどが輸出規制に動き出している。輸出規制は簡単に起こりつつある。これを受けて、4月1日、FAO・WHO・WTOの事務局長が連名で共同声明を出し、輸出規制の抑制を求めた。しかし、これは無理だ。
2008年の食料危機に際しても、筆者は指摘した。「輸出規制を規制すればよいだけだ」との能天気な見解もあるが、国際ルールに、かりに何らかの条項ができたとしても、いざというときに自国民の食料をさておいて海外に供給してくれる国があるとは思えない。もしあったとすれば、むしろその方がおかしい。
食料確保は、国家の最も基本的な責務だ。同様に、最低限の食料自給率を維持するための措置も、当然のことであり、他国から非難されるべきものではない。
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コロナ禍が炙り出す食の脆弱性と処方箋~ショック・ドクトリンは許されない~
東京大学教授・鈴木宣弘 政治経済2020年5月2日
それにしても、このかたよく書くよね・・
命を狙われないか、と心配するほど、正直におっしゃってますよ・・
東大で浮いていないかなぁ・・・教授友達はおられるのか・・
私たちのために、命がけで書いてくださって、ほんとありがとうございます。。
・・・・・・・・・・・・・。
では、今日も素敵な時間を過ごされていますよう。
願いを込めて。