痛快! 米国民主主義を蝕む寄生虫どもをメッタ斬り「女神の見えざる手」。
こんばんはー
緊急事態宣言、全国で解除。
おめでとうございます。
待ってましたよ・・・・この日を。
次の休みは絶対不二家に行ってやろうと思います。楽しみだなぁ。
まぁ・・・と言っても、油断禁物。秋になれば、また第二波が来るのだろうけれど、それまでは、しばし、戻ってきた日常をそれなりに楽しませていただきたいと思います。
でも、満員電車はもうごめんですけどね。慣れって怖い。
それにしても、安倍政権は、よくもここまで日本経済をズタボロにできたものだと感心してしまいます。なのに、解除宣言では自分の手柄のように話してたという・・・(ため息・・・)
さて、今日は(正確に言うと昨日)「女神の見えざる手」、(原題 Miss sloane=女戦士の意)を見ましたよ。
ジョン・マッデン監督、ジェシカ・チャステイン主演。大手ロビー会社のエリザベスは米政治団体に大きな影響力を持っている。ある日、銃擁護派団体からロビー活動を依頼された彼女は、自らの信念に基づき、銃規制派の小さなロビー会社に移籍。身を挺して、銃規制法案を守り抜く戦いを始める・・
コピー、「彼女がアメリカを毒で正すー。」
なんとこれ、米社会と政治の裏側に切り込んだイギリス映画ですよ。イギリス人っていうのは、なんて皮肉屋なんだろう。痛快痛快。生き残りのために悪に手を染めた政治家も、ずるずるの企業も、女戦士が体を張って、かつ頭脳戦で、バッサバッサと叩き切ってしまう。いや、強いね・・・女は強い。本気を出すと男より怖いな、痛感しました。これをマジで作ったイギリス人も怖いけどね、笑
圧巻はラストの大どんでん返し。もうネタバレしちゃうとつまらないから、これ以上言いませんが、ほんと痛快。たまりません。
ラストに主人公が斬り倒す「寄生虫ども」は、現代のアメリカの政治の姿であり、(もちろん日本の姿も重なります)・・うん、銃規制法うんぬんというのはおそらく表面的なことですよね。本当の敵はシステムそのものというのか。今まで誰もまともに戦えなかった民主主義の大きな敵(障壁?)です。それを相手に、よく女一人でここまでやったなぁ、と驚かされます。(部下や仲間はいるけれど・・ほぼ独壇場です)
先を読む力さえあれば・・、頭を使って敵を追い詰め、そして全てを投げ捨てる覚悟と度胸さえ持っていれば・・ 倒せない敵などないのだな、と実感しました。山も動くんです。
まぁ、そういうことが実現できるのは顔も頭もいい一握りの才女である、しかもこれは物語である、と自分を戒めてみても、やはり心躍るものがあります。勇気付けられる。
ハリウッドムービーのようなエンターテイメント性はありませんが、頭脳戦が好きな方にはきっと見応えがあると思います。
良い映画です。お暇なときにぜひ見てみてくださいませ。
女神の見えざる手 (アマゾンプライムで無料です)
あと、個人的には、エスコートサービスの彼(男娼)の男らしさに惚れました。もちろん、エロではなくて、法廷のシーンね。かっこいいなぁ、と。女戦士を守ろうとする姿に心打たれます。女が強ければ、男はもっと強いよね。あの優しい強さがたまりません。
まとまりなくあれこれ言いましたが、ほんと面白かったですよ。
こういうの見たかったんだよなぁ・・・
いろいろ言い足りませんが! これくらいにしておきます。
というわけで、今日は大満足のmovieでした。
緊急事態宣言解除になって、どこにいかれますか? まずは仕事ですか?
徐々に戻るであろう日常が楽しみですね。
では、素敵な時間を過ごされますよう。
願いを込めて。