不遇のバーニー・サンダース。そろそろこんな方の時代が来てもいいと思いますが。
こんばんは! 今年の大統領選、そろそろ動きが出てきましたね!
で、サンダースさんが勢いがあるんですってよ?
ニューハンプシャーの予備選で勝利したのだとか。
おっと、サンダース上院議員は、もうとっくに終わった人のように思っていました。これは意外です。
とりあえず、私的にはトランプさんでなくなれば誰でもいい。あの、金のことしか頭にない、えげつない大統領さえいなくなれば、日本にもずいぶんな良い影響が出てくることでしょう。
サンダースさんは、イランが攻撃されたときに、とても反対していました。
そこが良くって、それから気に入っていましたので、この「サンダース台風の目」報道に、とても喜んでいます。
米大統領選揺さぶる「サンダース旋風」 民主党予備選で支持率首位に
国際2020年2月13日
上の記事、長周新聞さんのリンクですが、忙しい方のために、記事の冒頭を抜粋して紹介します。
記事を読むと、いかにサンダース上院議員が不当な待遇を受けていたのかよくわかります。アメリカでも10代から40代までに多くの支持を受けているというのに・・・
今までは新自由主義の面々に潰されていたんですね。
でも! これからは、何が起こるかわかりませんよ!
なにせあのトランプさんが大統領になっちゃったあとだから、もうなんでもあり、という時代の流れです。新自由主義の一枚岩も破綻してしまいました。
引用開始〜
米国内では11月に本選を控える米大統領選に向けて各党の予備選がはじまっている。共和党では再選を目指すトランプが党公認の座を確実にする一方、複数の候補者が競合する民主党では、国民健康保険制度や学生ローン徳政令などの政策をうち出して4年前に旋風を巻き起こしたバーニー・サンダースが再び台風の目となっている。
バーニー・サンダースはバーモント州選出の上院議員で、2016年の前回大統領選で有力候補とされていた民主党のヒラリー・クリントンをこえる支持を集めたものの、民主党本部の恣意的な票操作によって次点に甘んじた。みずから「民主社会主義者」を名乗るサンダースは、「99%のわれわれが一つになり、政治や富を独占する1%の富裕層と対決するときだ」と訴え、共和党だけでなく、ウォール街や大資本と癒着して共和党と野合してきた民主党の旧勢力も批判。その主張は10~30代の若年層を中心に新鮮な共感を集め、「サンダース現象」といわれる社会現象となった。サンダースの勢いが増すなかで迎えた最終盤、ウォール街をバックにつけたクリントンを本命とする民主党中枢は「スーパー代議員制度」(古参党員による特別投票)を使って地方での票数を塗り替え、数字のうえで劣勢のクリントンを公認した。
この民主党の動きや選挙制度について、映画監督マイケル・ムーアは、自作『華氏119』のなかで、「200年前の奴隷制時代の制度が続いている」「有権者が示した意志と選挙での勝者はことごとく逆だ」「大多数が望む方向に政治が進まないのは、大多数を代表するものが政治家になれないからだ」と痛烈に批判している。党本部が票操作によってクリントンを公認したことは多くの有権者を失望させ、トランプとの直接対決となった大統領選では、投票率が過去最低レベルの55%に落ち込み、エスタブリッシュメント(既存権威)との対決姿勢を見せたトランプが多くの下馬評を覆して勝利した。
だが、サンダース支持の勢いは大統領選後も衰えず、支援する若者たちとともに政治活動組織「Our Revolution(私たちの革命)」を立ち上げ、難民キャンプ出身のイスラム教徒や教師、一般労働者、イラクやアフガンからの帰還軍人など150人をこえる候補者を全米各地の地方議会や選挙区に送り出した。
〜引用終了
で、気になるサンダースさんの政策ですが。
主なものはこちら! ↓
▼無償の医療保険制度
▼大学無償化と学生ローン徳政令
▼すべての人に住居保障
▼社会保障の拡充
▼公正な富の分配と民主的な企業運営
▼極端な富への課税強化
▼ウォール街改革の実現
▼移民差別の撤廃
▼公平な貿易協定
あー・・・ うんうん。これはいいですね。
医療保険が無償だとやっぱりね・・で、学生ローンを抱えている貧困な若者を救って、不動産投機でめちゃくちゃになっている住宅を保証して、そうそう、極端な富へ課税強化してね! 特にいいのが公平な貿易協定ですね! FTAとか、TPPとかごめんですね!
あースッキリするほどいい政策ばかり!!!
・・・・ですが、
これではやっぱり富のある方々から潰されても仕方ないですよね・・・
(ため息)
不遇の大統領候補。時代に逆行して大きな政府を目指してる理想主義なお方。
日本でいうと、山本太郎代表みたいな位置付けに見えますね・・・・
関係ないですけど、サンダース上院議員って、あの方に似ていません??
アトムのお茶の水博士。
え? 似てない? いや、あの微妙な髪型が、いつもそう見えまして・・・
正義感と理想に燃えて、アトムのような素晴らしい政策をバンバン生み出していただけると嬉しいですね。
頑張れ、不遇のバーニー・サンダース。
ほんと、時代はこういう方をそろそろ求めていると思うんですよね・・・
日米ともに、旋風を巻き起こしていきましょう。