主食がなくなってしまいます。
こんばんは!
明日は成人の日ですねー! 成人式を迎える方々、おめでとうございます。
今日は、日米FTAの影響試算と、TPP11の実際の影響について、おしらせいたします。
実は、私もびっくり。すでにこんなに影響が出ているとは思いもしませんでした。
よく行く不二家さんのケーキのフルーツにも影響が出てくるんだろうなぁ、まだまだ先だと思っていましたが、ちょっと甘かったかもしれません。
↓ 下の記事がなぜかとても読まれています。(謎・・)果物愛の詳細はこちらで。
60分間食べ放題、新作ケーキを食べに「幸せの不二家」に行ってきました。
まずは実際の影響から。こちらは長周新聞さん1月6日号よりお借りしました。
TPP11発効から1年が経過し、関税の削減・撤廃を契機に食肉や果実などの輸入攻撃が強まっている。豚肉・牛肉ではカナダ産の輸入が増大している。(略)
またTPP参加国からのブドウやリンゴなどの輸入も増えている。関税が撤廃されたブドウは27%増の4万3556トンで、オーストラリア(25%増)やメキシコ(12%増)などが目立つ。リンゴも30%増えた。とくにニュージーランド産が35%も増え、国産リンゴのシェアが奪われかねない状況にある。
続きはこちら (webではないので、定期購読をお勧めします!)
ひぇー! 国産りんご、やっぱりかなり影響を受けてますね。
年末にスーパーに行ったら、果物は、安い外国産ばかりで、国産のものは見切りになっていたんですよ。それで気になってはいたんですが、すでに、国産のシェアが奪われる状態になっているとは・・・ 驚きです。まだ発効から1年なのにー!!
次に、農水省が出したTPP11と日米FTAの影響試算。こちらは長周新聞さん1月8日号よりお借りしました。
北海道は日米FTA発効で農畜産物では最大約371億円生産額が減少すると見ている。(略)またTPP11発効と合わせた影響は最大で約518億円生産額が減少すると見ている。
秋田県の試算では、(日米FTAとTPP11合わせて)最大で42億円にのぼる。
また宮城県は、(日米FTAのみ)農産物の生産減少は28億円にのぼるとの試算を出した。(略)
農水省が試算の対象としたのは国内生産額が10億以上で、関税率が10%以上の33品目での影響を調べた。もっとも生産減少額が大きいのは牛肉で、237億円〜474億円と試算した。米国産牛肉にかかる関税は38.5%から段階的に引き下げられ、2033年には9%になる。
牛肉・乳製品は最大161億〜246億円、豚肉は109億円〜217億円、それぞれ減少すると見込んだ。畜産への影響が目立ち、牛肉、牛乳、乳製品、豚肉だけで全体の85%を占める。
TPP11と日米FTAを合わせた影響額は、1200億〜2000億の生産額の減少と試算している。
おおお・・・2000億円の生産減少・・・・
すごいですね。食料自給率いったい何パーセントまで落ちるんでしょう。
でもですね、政府は国内対策として3250億円を計上して、農業の生産基盤強化に当てることにしているそうなんです。だから国内生産量の減少はないと試算しているとのこと・・・
えっ? 減少分を税収で補填して、だから生産減少はおそらくないって?
そんな理屈ありですか??
生産基盤強化されても、生産量自体が減るんですよね?
長周新聞さんの続きです。↓
安い輸入農産物との競争による価格下落が農家経営を直撃することは必死だ。離農や倒産の増大は過去の牛肉やオレンジ、コメの輸入自由化強行で何度となく経験してきた。食料自給率は2018年には37%に低下した。(続きはこちらから)
関係ないですが、いや、関係あるか、私は常にダイエットをしていて、・・食事制限というんですかね、夜ご飯はヨーグルトだけなんです。つまり、乳製品が主食と言っても過言ではないんです。
スーパーで長野産のナチュラルヨーグルトをいつも買っているんですが、(これが安くて美味しいんです!!!)ところが、一昨日、三連休の前にスーパーに行ったら、なんと売っていない。まずいブルガリアヨーグルトばかりでした・・・
ちょっとショックだったんですよね。たまたま、売り切れていただけかもしれませんが、TPPと日米FTAの影響が進めば、安くて美味しいものを提供してくれている乳製品の企業はどんどん生産を止めるか、もしくは倒産していくかもしれません。
私の主食がなくなってしまいます・・・
不二家の国産りんごのアップルパイも、食べられなくなる日が来るかもしれません・・
ああ・・・
とにかく今年は政権交代をしていただいて、これ以上国を売るような政策ばかりを実行する政権から、日本の国益を少しでも守ってくれる政権が出来ますように。
もう、祈るしかできませんので。
毎日せっせと祈ろうと思います。(怨念を込めて)
では!またの機会に。
明日休みですか? よい夜をお過ごしください。
そして、成人式の方、本当におめでとうございます。