日本会議の研究を読んでみた。思わず改憲に納得?!ってすご技本。



 ウィルス性の腸炎でダウンした。初めの1日2日こそは、痛みに堪える、病院に行く、何か食べなきゃ治らない、と、生存のためにやることが山ほどあったが、治りかけると、ただ寝ているだけだ。暇に感じて仕方がない。こんなに自分の時間があるのは久しぶりだった。
 折も折、ベストセラーの「日本会議の研究」が出版差し止めになったというニュースを聞いた。もう現在書店で売られている在庫分しか手に入らないそうだ。

 それは大変だ、これは今のうちに読んでおこう、とアマゾンさんへ。

 Kindle版が売られていたので、(電子書籍というものは差し止めにならないのだろうか??)早速購入して読んでみた。

 「日本会議の研究」を簡単に言うと、改憲に王手をかける安倍政権。その「暴走を食い止めるために」書かれた本だということだ。要するに、暴露本、批判本の類で、安倍政権を支えている母体(保守系団体)の稀有さをこれでもかというくらいに訴えるという・・・・

 形をとってはいるんだけれど。。。

 読んでみると、驚くことに、最後の最後、ラストの1ページを読むに至って、すんなりと改憲に納得してしまうという結果に至った。すげー作者マジック!
 何だ、逆に「暴走を支える」提灯本じゃん??
 

 いや、はじめは、何だ、安倍政権、異常だな!!政教一致すぎ!と思って、驚いて読んでいたんですよ。ところが、途中から流れが変わる。書き方がふっと変わるんです。暴露や、批判が影を潜めて、保守系団体の中心人物(通称神の子)がどうして世に出たのか、どうやって思想の違う宗教団体をまとめ上げ、どうやって当てにならない(浮動票の)人たちから確実な支持母体となる組織を作り上げていったのか、彼らの信頼を勝ち得たのか、その長年における苦労と努力の歴史がずらずらと続くんです。人間を書き出し始めた。で、見事に、読者を「神の子」に感情移入させることに成功。

 もしくは、見事に、稀有な新宗教的な市民運動団体を、人間味のある、共感できる存在として書き出すことに成功。(いや、してますって、読んでみて!)

 ラストの一文に至っては、主人公の改憲を決意するに至った「怒り」までが手に取るようにわかり、まるで自分のことのように。ああ、こんなに彼が執拗に努力していたことならば、これはもう改憲させてあげてもいいかなぁ、と・・・・まるで諦めるかのように思ってしまいました。

 いやー、私は改憲に反対なんですが、恐ろしいです。
 これは出版差し止めになってよかったかもしれません。

 でも、おかげで、神の子が病床で読み込んだという『生命の実相』を注文しましたよ、早速またアマゾンに走って。レビューを見たらやたらと評価が高かったので、即買いです。

 もしも、これが「本物」の内容でしたら、また安倍政権を見直すきっかけになるかもしれませんね。

 まぁ、たまたま私も病床だったので、たまたま通じてしまっただけかもしれませんが。ぜひ皆さん、どう思われるか、感想を聞きたいので、読んでみてくださいね!


 で、神の子からは程遠いですが、私は今年もあの神社に年一番の護摩祈祷をお願いしました。



 今日実家から荷物が来て、無事に御神符をいただきました。ありがとうございます。




 ちょっとしか寄付してないのに、今年も、おまけがたくさん。お守りからお財布から。
 この酉年の札入れが可愛い。




 で、今年のお正月は神奈川に戻らなかったので、岩手県の地元の神社にやっと初詣です。




 もう病気はこりごりですので、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
 精進いたします。




 金華山のお札は、玄関に飾ってみました。(主張先なので、神棚とかないんですよね・・)


 ではでは。井伊直虎が始まったので、また!!!




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