雪が降るのを待って恒例の鯨山に出かけてきました。



 雪が降ったので、鯨山という北上山地の山に出かけました。

 雪山グッズを色々と購入したので、試してみたかったのですね。

 岩手県の大槌町と山田町の境にある鯨山。標高は610mと小さめなので、

 トレーニングにはぴったりです。


 ちなみに、鯨山は地域の人たちのソウルマウンテンらしいです。

 もちろん私も大好きな山の一つです。(霞露嶽と甲乙つけがたい・・・)




 アイゼン付けて雪の中サクサク進みます。

 (と言っても、それでもやはり雪に少し足を取られたせいか、いつもは山頂まで1時間半〜2時間のところを、3時間程かけてしまいましたが)

 ちょうど良い具合に、同じように雪山を散歩したかったらしい方がつけた真新しい足跡が残っていました。

 その方の足跡を追いながら進んでいきました。




 鯨山は稜線の登山道から三陸のリアス式海岸がよく見渡せます。重茂半島や吉里吉里半島も綺麗に見え、海の景色を見るのがいつも楽しみです。

 写真上は、登山道から振り返って見た山田湾です。丸い湾の入り口が中央左にあります。入り口の向こうは太平洋ですね。




 細長い尾根上の山頂(二等三角点)に到着しました。鯨山神社が鎮座しています。

 アイゼン、途中邪魔で(べた雪がくっつくので重い)取ってしまいましたが、山頂近くの急斜面と岩場で再度装着。で、やっと威力を発揮。滑らないし登りやすくて、大変便利でした。





 山頂の山小屋(とても小さな休憩スペース)の中には権現様が祀られています。

 ここで装備を整え、しばし休憩してから、じっくりとお参り、そして景色に見入ります。




 天気も良くて、三陸の海が大層美しく見えましたです。はい。



 いつもは苔むして古びた雰囲気の古い社。今日は雪がかぶっていて新鮮です。
 



 山頂の景色を楽しんで、同じ道を辿って下山しました。いつもは下山は大沢川コースを歩くのですが、今日は少し長めの十文字分岐〜稜線〜青少年の家コースです。

 無事トレーニングを終えて、小腹が空いたので、登山道入り口にある陸中海岸青少年の家からほど近い四十八坂(景勝地)の磯よしさんで食事をすることに。

 定番メニューのうに丼(1200円)を食べました。




 たっぷりのうにが卵とじになっています。

 贅沢だなぁ。

 ふっくらして柔らかいうには自然の磯の香りがほんのりスパイスのように効いていて、とても美味しかったです。

 一つだけ、最近胃腸を壊したので、おかゆばかり食べていました。なので、久しぶりのごはんが固く感じられて困りました。うにだけすくって食べてご飯を残し、見た目の悪い食べ方をしてしまった。反省です。(決してまずかったわけではありません)

  


 ごちそうさまでした。

 いい汗をかいて、帰宅後のお風呂が大変気持ち良かったです。

 また、トレーニングに行こうと思う今日の夜のことでした。




 ※なぜトレーニングか、目標二つ。
 ・将来は上高地の近くに住みたいと思っています。
 ・今年〜来年にかけて、百名山の東北の山をすべて登りたいと思っています。
 そのため、肉体を強く(もしくは維持)したいと思っているのです。




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