女二人旅・島巡り編① ~猫とマンガの島、田代島を引き継ぐもの~
旅は12日の夜の仙台行から始まった。
夜の23時前、有楽町で電車を降りて、鍛冶橋駐車場で高速バスを待った。この鍛治橋駐車場というのが、全国からのバスが集まって、まるで高速バスの品評会のよう。全国の色とりどりのバスでごった返し、お盆で帰省する人々(これがまたどこから来たのかと驚くくらいの量である)でさらにごった返し、いやはや、ものすごい活気と熱気である。さすが東京駅。(鍛冶橋駐車場は東京駅八重洲口からすぐだ)通常の週末の高速バスとは次元が違う。こんなに多くの人々が深夜バスを利用して、東京から愛しい故郷に帰省しているとは・・・マイカーと新幹線だけではなかったのか。自分の世間知らずに驚かされた。
私はといえば、お盆だからここしか取れなかったのだ。唯一チケットの取れたバスだったのだ。で、それなのに、何と私はバスを乗り過ごしてしまった。TPPに参加する際の「バスに乗り遅れるな!」とかいう例の標語? を思い出した程だ。ありえない。私の予約したバス会社のバスがいつまでたっても来ないのだ。実は、予約したバス会社はバスを出しておらず、別の代行会社のバスが来ていて、それで放送(駐車場は到着バス、未到着バスの放送がひっきりなしのアナウンスで流れている)に気が付かなったという話だった。放送に現れないので、おかしいなぁ、と思って何度もスタッフの方に聞いたのだが、「〇〇会社の仙台行はまだです」の一点張り。「そんなバス会社のバスは来ないですよ」と一言言ってくれれば良かったのに・・
結局私は高速バスをヒッチハイクした。ヒッチハイクという言い方はおかしいが、そういうこともできる、ということだけ教えておきたいと思う。そう、鍛冶橋駐車場のスタッフが言うには、乗り遅れたのはスタッフの責任ではない。(放送を聞きのがした私の自己責任である)なので、私が自分で、仙台行のバスを捕まえてくれ、と・・・ つまり、直接私が運転手に乗せてくれないかと訊いて、(運転手が)OKだったら乗れますよ、というのである。
全国の旅行会社の仙台行のバスが来るたびに私は声を掛けて、ことごとく断られた。そりゃそうだ。そんな簡単に席が開いていたら、今私は鍛治橋にいるわけがない。新宿から観光バスに乗っているのだ。
運転手に振られ続けて諦めかけた深夜0時過ぎ、最後の仙台行のバスでキャンセルが出た。女性が一人出発時間になっても来なかったため、代わりに私が乗ることができたのである。奇跡だ・・・(女性は具合でも悪くなり突然帰省できなくなったのだろうか?)
何はともあれ、ありがたかった。それにしても焦った。出だしからこんなに全エネルギーを使い果たすとは、これは先が思いやられる。
写真上、最後の最後に乗せてくれた、忘れもしない旅の散策バスさん。
ちなみに、高速バスのヒッチハイク料金は7千円。乗り過ごしたバス代金と合わせて、新幹線を軽く上回る出費となった。
当日夜のバーベキューの食材を買い込んだ後、友人のI氏が来るまで時間があるので、漫画喫茶でまったり過ごす。仙台のアイ・カフェさん、西口と東口に2店舗あり、3時間950円(3時間コース)と使いやすい価格です。
・アイ・カフェBiVi仙台店 (東口の方)
バスもすごかったが、新幹線もさすがお盆モード。人がすごい。仙台放送の(他の局もいたかも)カメラマンが3人ほど中央改札前でうろうろしている。有名人が出てくるのか、お盆の喧騒を撮ろうというのか? とりあえず、I氏と合流して、そのまま石巻へと向かった。
ところで、旅の目的をまだ話していなかった。私とI氏は石巻の牡鹿半島の先にある田代島、網地島、金華山という島を巡ろうとしているのだった。なぜならば、私が5月に田代島、網地島、金華山を巡って、それがとても楽しかったもので、夏休みにI氏が宮城に遊びに来てくれると聞いた際に、ではぜひI氏を田代島、網地島、金華山に連れて行ってあげたい、と思ったからである。
田代島は猫島(島の人口より猫の数が多い)として有名で、石巻の核心部的存在の石ノ森萬画館の姉妹施設のような「マンガアイランド」という宿泊施設がある。里中満智子やちばてつやという大御所マンガ家先生がデザインしたロッジがあり、島の自然の中でアウトドアを楽しめるようになっている。
網地島は透明度の高い海にドワメキ岬という名所があり、海水浴に釣りに自然の景勝を堪能してと、こちらもまた様々に楽しめる島だ。そうそう、晴耕雨読さんというペンションの食事もめちゃくちゃ美味しいのでオススメだ。
金華山は島全体が神域(といっても神仏習合っぽいが)の、かつての古き良き日本を象徴するかのような伝統的な島である。3年連続して参拝すると、一生お金に困らない、という言い伝えがある。
私は5月に網地島にと金華山に泊まったので、今回はI氏と田代島のマンガアイランドに泊まり、翌日は金華山の黄金山神社にお篭もりして、アウトドアと、パワースポット金華山を堪能しようという計画だ。
I氏とは日帰り旅行が多かったので、こんなに長時間ともに過ごすのも初めてのことである。さてさて、島巡りに女二人旅、どうなることやら。石巻に着いて、本格的に旅の始まりである。
・金華山黄金山神社
石巻に着いたら、まずは駅の009のキャラクターを見て、それからここ、石巻の「カッツェ」さん。ワンコイン定食の人気店に立ち寄る。この日もお昼を回っているのにお客さんが途切れず。
写真下はご主人。いつも明るい笑顔で出迎えてくれる。今日も美味しかった! どうもありがとうございました。
ちなみに今日はヒレカツ定食。ヒレカツが柔らかくておいしい。惣菜2品とサラダ、スープが付いて500円。コーヒーを頼むとプラス100円だ。
お腹いっぱいになったところで、タクシーに乗って網地島ラインの乗船所へ。今回は網地島ではなくて、田代島に泊まるのだよ。でも、網地島も行きたいから、取りあえず網地まで切符を買った。
きっぷ売場(下の茶色い建物の窓口)で買って、ブルーライナーに乗り込んだ。日和山に鹿島御児神社の鳥居が見える。
40分で田代島(仁斗田)へ。55分で網地島(網地)へ到着。
仁斗田港では釣りをしている方が。なかなか楽しそうだ。乗客も一気に下りて、船は寂しくなった。I氏と私はそのまま網地島へ。田代島、また後で来るからね。
網地島の網地白浜海水浴場が見えてきた。
網地島というと、行きたいのがドワメキ岬。網地島の最南端にある岬だ。自然が作り出した岩の造詣が美しいと評判。椎名誠さんも行ったと聞いて、椎名ファンの私は見てみたくてたまらない。前回の網地島旅行の時に行けなかったので、今回は行きたいなぁと思っていた。だが、船の便を調べると、どうも時間が厳しいのだ。取りあえず今日はダメ、20分立ち寄るのが精いっぱいだった。ドワメキ岬に近い長渡の港にも行けないので、ドワメキ岬へのチャレンジは明日に持ち越された。
で、わずかな時間に白浜海水浴場を堪能しようと思っていたら、船を降りてびっくりした。人がずらり並んでいるのである。全員石巻方面の帰りの船を待つ人々。2便待たないと乗れない、と聞いて、白浜に行くのは後回し、取りあえず、付いた早々帰りの船待ちの列に並ぶ。
前回網地の港で出会った猫に似ている猫を発見。近付きたいが、I氏が白浜海水浴場を見に行っているときだったので、遠目でチェック。そういえば、網地島は猫を飼ってはいけないと聞いた。残念だ。にゃんこと移住の計画がおじゃんになってしまった。
I氏と変わりばんこで、網地白浜海水浴場を見に行った。
夏休みらしい親子連れがいい感じ。牧歌的な島の雰囲気に良く似合う。
前回、吐き気と頭痛に襲われて、写真を撮り損なったロシア帝国のベーリング像。
網地白浜海水浴浴場は東北有数の透明度を誇るコバルトブルーの海と白浜が美しい。若干天気がよろしくないせいか、写真はコバルトブルーにはならなかったが、網地白浜海水浴場の様子。
白浜の反対側(山側)に前回泊まった晴耕雨読さんがある。また、ドワメキ岬のある長渡の港もここから一本道を行き、島を横断すると辿り着く。
それにしてもすごい大行列。網地島の網地白浜海水浴場の人気がよくわかる。何とか次の船に乗って、約束の到着時間に田代島へ戻ってくることができた。
で、田代島ではマンガアイランドのスタッフがお出迎え・・・
おや、あれは猫バス?
仁斗田港まで迎えに来てくれて、荷物を引き取ってくれた。バーベキューの食材は冷蔵庫の中に入れておいてくれるそう。マンガアイランドの宿泊施設は、小学生や中学生の時の夏休みに訪れたキャンプ場のロッジ、あれをもう少し豪華にして、猫の島だけに(ロッジを)猫型にした、という感じ。なので、食事はもちろん自分で作る、で、もちろん食材は島の外で買い込んで持ち込むことになる。多少重たくて面倒くさいのだが、その分、自然を満喫して、猫と一緒に食事をすることができたので、思ったより全然楽しかった。というより、猫好きの私にとっては至福の時間となった。バーベキュー好きの方ならもっと楽しいのだろうなぁ。食材ももっと凝って、いっぱい持っていけばよかったと後になって後悔した程だった。(それほど食が進む、もしくは猫に食われる)
猫バスだけに後ろ姿もしっぽが付いている。
島の唯一の商店、阿部ツ商店さん。ここは猫出没スポットで、前回も大量の猫を見かけたが、不思議と今日はしんとしている。確か一匹くらいしかいなかった。その代わり、前回閉まっていた店がなんと開いている! これは貴重と、早速買い物をすることにした。明日のおやつに・・、あとは来る前に買い忘れた猫のエサ・・ と思ったら、商店のおばあちゃま、「それよそれ、貴方の目の前にあるじゃない」と勧めるのは、なんと「にぼし」。520円ナリ。ふむふむ。にぼしね。キャットフードしか頭になかったわ。と早速購入。あとは、腕カバーを購入。あの昔の事務員さんが腕にしていたやつ?! と思いきや、漁師さんが腕が濡れないようにヤッケみたいなジャンパーの下に着けるのだとか。阿部ツ商店さん、どういうセンスなのか、昭和の商品がごろごろある。
商店のご主人のおばあちゃま。阿部ツ商店だから阿部さんか? お酒コーナーの上のトロピカルなヤシの飾りを見やって、
「あれなんて20年くらい前の」
と、おほほと笑う。いや、もしかしたら、30年前、と言っていたかも。
煙草の方はわざと昭和チックな銘柄を入れているのだとか。わかばにエコー。
でもね、一番売れるのは、クールなのよ。
クール。宣伝して頂戴ね。ふふふ。
明るくて楽しいおばあちゃま。その節はどうもありがとうございました!
阿部ツ商店で人間と猫のエサを仕入れた後は、島を散策。猫神社まで行ってみることにした。
猫たち、にぼしを食べるには食べるものの、なぜかすぐに飽きてしまう。缶詰のキャットフードみたいに、飽きずにべろべろ舐めまくるなんて言うことはない。ひとかけらだけ食べて、あとは飽きて知らんぷり。
田代小学校跡前で猫神様を発見。5月に訪れた時に、猫神社の前にいた神様というあだ名の猫ではないか。相変わらずかわゆす。I氏になついて、頬をすりすり。
これが青空だったら、もっときれいなんだろうが。残念ながらちょっと曇っている。雨でないだけ良かったが、青い海も空も霞んでいる。
猫神社に到着。実はあんまり人気がなかった「にぼし」を持って記念撮影。
こちらは猫おじさんの家の前。
相変わらず島のあちこちに猫。
水平線が地平線よりも高く感じられるようになった頃、マンガアイランドに到着。(マンガアイランドは島の高台に建っているのに、海のほうが高く見えるとは不思議なものだ)ぐるり海に囲まれた気持ちのいい場所。受付に入ると、ここにも早速猫がいて、毛づくろいをしたり、椅子の上で休んだり。のんびりとした素朴な様子に癒される。
バーベキュー用のカセットコロンロを借りてしまロッジへ。
しま(ロッジ)は里中満智子さんデザインの猫型ロッジ。マンガアイランドにはこの猫型ロッジが4つあり、一つが里中さんデザインのしま、あとの三つがみけ、どら、ちびと、それぞれ名前がついている。
しまロッジは4~5人用。広い。ロッジの中のいたるところに猫の絵。おそらく里中先生作画。
・田代島マンガアイランド(宮城県ウェブサイト)
写真下はしろロッジ。唯一縞模様ではなくて、真っ白のロッジ。しろだけに、白猫をイメージか、こちらはちばてつや先生デザイン。壁にはちば先生の貴重な猫の絵が。
写真下、猫型ロッジと夕暮れ時とマンガアイランドの猫。
しまロッジとしろロッジ(のみ)には浴室がついているのだが、マンガアイランド施設内に共有の浴場があるので入りに行った。大浴場、とまではいかないが、なかなか大きめの浴槽、家族でも一緒に入れそう。入浴料は200円ナリ。
入浴も終わってさっぱりしたところで、バーベキュー開始。食材のお皿をちょっと出したら、すぐに猫が寄ってきた。ちょこんと何気なく座って、出来上がるのを待っている姿が可愛らしい。はじめ1匹だったが、食べ終わる頃には4匹に増殖していた。もうないよ、と言ってもなかなか立ち去ろうとしない。ほんの少し心が痛む。もっと食材を買ってくれば良かった。
写真上、まだまだ食べ足りない様子で、水を飲んで、にぼしを食べる猫。
それにしても、縁側に猫が居る、というのが嬉しい。(エサを待っているだけかもしれないが)私的には、ふと横を見ると、猫がすぐそばにいてくれる、というのが至福だった。家猫だと当たり前なのだが、この嬉しさの違いはなんだろう。駅の売店でカレーライスを食べるのと、自然の中で手作りのカレーを作って食べたのとの違いみたいな感じか? いつもと違うちょっとしたスパイスが効いていて、ワクワクして、それでいて穏やか。満ち足りた思い。テレビでは懐メロ特集か昭和の歌謡曲が流れて、これもまた子供の頃の夏の林間学校か何かを思い出さずにはいられないのだった。自然満喫して、お腹いっぱいで、猫がいる風景。いいなぁ。これは家族連れにもいいんじゃないだろうか。ぜひファミリーで訪れていただきたい楽しい場所である。
☆☆☆☆
実際、マンガアイランドは子供たちの林間学校によく使われるのだそうだ。また、キャンプセットに釣りセットに、アウトドアグッズが充実していて、お手頃価格で(キャンプ用品一式で1,000円とのこと)レンタルしてくれるので、(食材以外は)手ぶらでアウトドアが楽しめる。
☆☆☆☆
ところで、I氏が気付いたには、
「里中満智子さんのロッジだからかなぁ、漫画が全部里中先生のだね」
とのこと。ほんとだ。棚にある漫画は全部里中作品である。どうせなら、「ミスターレディ」とか、「アリエスの乙女たち」といった初期(私にとっては里中先生漫画の全盛期)の作品を並べて欲しかったが。
ちなみに、これは貴重な原画なんだろうか?? デザイン、というところが・・微妙によくわからない。指示して他の人に描かせている? あちらこちらにかわいいネコの絵。キッチンにも描いてある。
楽しい夜はあっという間に更けていく。残念ながら星は見えないが、雲が広ガス空の向こうに月灯り。夜の海は生き物みたいに盛り上がって、これもまたいい景色だ。贅沢だなぁ。自然ひとり占めのような場所で今日は就寝。一日ご苦労様でした。I氏は島の虫たちに襲われて大変だったようだ。虫が苦手な女子は虫除けスプレーと虫刺されの薬を忘れずに!
翌朝、目覚めると海に金華山! いい眺めだ。ロッジの縁側を見ると、おや、猫が消えている。
と思ったら、いつの間にか登場していた。
朝の6時に出発。そんなに早くなくてもいいのだけれど、私たちはこの後金華山へ向かうので、鮎川からの金華山行き定期船の時間に合わせて旅立った。
そうそう、あと、途中で網地島に寄りたいからね。長渡までの船に乗って、長渡で1時間ちょっと過ごして、それから鮎川(金華山)へと向かうのである。欲を言えば、もう少し猫に囲まれていたかった。
なんか島だけに、ちょっと沖縄に景色が似ているような。(網地島でも思ったけど・・)南国風の、かつ瓦屋根の建築が多い。
仁斗田の港まで来ると、また猫がうようよ。どうやら漁師さんからいただいたらしき魚をがっついてる。漁師と猫が共存していた、という古くからの田代島の縮図を見たような思い。すると、現代は、おかしいかな、猫だけじゃない、若者も漁師(ご老人である)と共存しているようで、
「どうもすみません。すみません。ありがとうございます!」
と卑屈に何度も頭を下げる青年。漁師さんからバケツにどさりと魚を分けてもらって、自らの宿へ戻っていった。どうやらレストランか、ペンションかを経営している模様。食材を、仕入れた、というよりは、無料で頂戴した、と(まるで島のニャンコ達みたいに)いった風情なのである。いや、無理を言って、朝早くに食材を仕入れてもらっただけかもしれない。だが、私の頭の中には、年金暮らしの漁師さんが、わずかな年金をやりくりしながら船のガソリン代を捻出し、猫と若者とを満たすために、魚を取りに朝早くから舟を出す、というイメージがぼわんと描かれてしまった。老人の漁師さんは、猫と青年を満たすことを使命のようにも、生き甲斐のようにも感じているのである。ヒーローよろしく、舟を出すのだ・・・今朝も。
なんか老人かっこいい。日本は今の老人世代が死んでしまったらどうなってしまうんだろう、とふと疑問に思う。若者はだらしないなぁ。ありがとうございます、とか言ってる場合か。お前自身がヒーローになれ、とそこまで夢想して、ふと、あらでもおじいさんの年金(ヒーロー代)は若者が必死に国に収めているからいいのね、と思い直した。どうなんだろう。本当に払っているのか。そうだとしても、なんとなく変な循環なような気もするが。
6時40分の網地島ライン(またしてもブルーライナー)が到着。これに乗って7時5分に長渡に到着するのである。さよなら、田代島。さよなら、猫たち。
別れを惜しんで、港を見ていると、あらら、一隻の船がかっ飛ばして走ってきた。ピンクのねじりはちまきが見える。さっきの漁師のご老人ではないか。
さよなら、田代島。さよなら、猫たち。さよなら、漁師さん。
大丈夫かな、ガソリン代、などと余計な心配をしつつ、その田代島を引き継ぐ勇姿に別れの言葉をかけて、さて、今回の女二人旅田代島編は終わりである。
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