交渉に負けたイランのオウンゴール

　こんばんは。昨日話したウクライナ旅客機の撃墜の件、イランが自らの誤爆だと認めました。　

　あー　やっちゃいましたね。このタイミングでオウンゴール。


イラン軍 撃墜を認める ウクライナ機墜落 人為的なミスで2020年1月11日 15時16分

　引用開始〜

　アメリカとイランの軍事的な緊張が高まっていた今月８日、イランの空港を離陸したウクライナの旅客機が墜落し、180人近くが死亡した事故で、イラン軍は誤って旅客機を撃墜したことを認めました。アメリカの反撃への警戒を高める中、敵と誤認したという認識を明らかにしています。


　今月８日、イランからウクライナに向けて首都テヘラン近郊の空港を飛び立ったウクライナ国際航空の752便は離陸後、まもなく墜落し、180人近い乗客乗員全員が死亡しました。

　事故が起きたのはイランがアメリカ軍のイラクの拠点を攻撃した４時間後で、欧米各国はイランが誤ってミサイルで撃墜したとの見方を示していました。

　イランは当初、撃墜を全面的に否定していましたが、イラン軍は11日、声明を発表し、「ウクライナの旅客機は人為的なミスによって攻撃された」として、一転してイラン側が誤って旅客機を撃墜したことを認めました。

　声明でイラン軍は、旅客機が革命防衛隊の重要な施設に接近したため、敵と誤認したという認識を明らかにしています。

　これを受けて、ロウハニ大統領は声明で「この悲劇の遺族に深い哀悼の意を表し、必要な手だてをとって罪を償いたい」として、犠牲者や遺族に謝罪の意を示しました。

　一方で「アメリカによる威嚇と攻撃に備え、イラン軍は100％の警戒態勢にあり、これが人為的なエラーにつながって誤射を起こしてしまった」として、アメリカが緊張を高めたことが事故につながったと主張しました。

　墜落した旅客機の乗客にはイラン国籍の82人とカナダ国籍の57人、またウクライナ、スウェーデン、アフガニスタン、ドイツ、イギリス国籍の人が含まれていて、カナダのトルドー首相やイギリスのジョンソン首相は先にイランの地対空ミサイルで誤って撃墜されたという見方を示していました。

　またアメリカのポンペイオ国務長官も10日、「イランのミサイルによって撃墜された可能性があると考えている」と話していました。

　今回の事故で犠牲者を出したカナダやイギリスはイランに調査団を派遣し、合同で調査に当たる方針で、イラン側も協力する姿勢を示しています。

　引用終了〜




　犠牲者はたまったもんじゃありません・・・
　謹んで哀悼の意を表します。


　それにしても怖いです。なぜ急に、絶対自分ではないと言っていたのに、翻したのか。
　また、なぜ誤爆が起こったのか。

　イラン軍は100％の警戒態勢にあり、これが人為的なエラーにつながって誤射を起こしてしまった」として、アメリカが緊張を高めたことが事故につながったと主張しました。

　と、イランは、アメリカとの緊張状態のせいだよ、とさりげなくおっしゃっていますが、私が怖いと思うのは、そうではなくて、この敵と誤認したという、タイミング的にあまりにも痛いイランのオウンゴールさえも、人為的に仕組まれたものではないかと思うからです。

　なぜならば・・・と理由を３個ほどあげたいところですが、やめておきます。
　（興味のある方は、ツイッター等で、いろいろ見てみてください）



　アメリカ怖いわぁ・・・・



　絶対、敵に回したくないけれど、近付きすぎるのも、とても危険だと思います。　
　特に、国益に目がなくて、そのためなら何でもやる、どんな交渉術も惜しまない、という欲深いトランプさんのような方がリーダーだと・・・いやだわぁ。

　私はほんとに、この方いやだわぁ、と、心底、怖い、と思います。
　はじめは新自由主義じゃない方がリーダーになってくれてどれだけ嬉しかったか。
　でももうダメですね・・・申し訳ないですが。


　今年は絶対に違う方に変わって欲しいですね。
　人格的に高尚な方がリーダーになるといいわ。
　日本はアメリカの属国のような存在なので、すべてはアメリカのリーダー次第。
　日本がよりよく変わるためにも、日本の政権交代と、アメリカのリーダーの交代を、今年は強く望むことにしようと思います。


　それにしても、イランは痛手ですね・・・
　これでいいように、アメリカに丸め込まれそう・・・

　「イランは戦争に勝ったことはありませんが、交渉に負けたことはありません」（byトランプ大統領）
 　
　
　初めて交渉に負けましたね。
　ちょっと可哀想すぎて（犠牲者を含め）、何とも言えません。