伊勢神宮から熊野古道へその②  ~自然崇拝のメッカ、紀伊山地の霊場、参詣道を行く!~ 伊勢神宮内宮編





伊勢神宮外宮を巡ったので、次は内宮です。

内宮前で降りると、すぐに国道23号線です。真ん前に美し国(うましくに)観光ステーションがありますので、現地ガイドやオプションツアーを希望される時はこちらに立ち寄ってみましょう。
勢乃国屋さんの1階です。(下の写真の左端に見えています)
伊勢市観光協会のサイトでは事前にインターネットからも申し込めます。



美し国観光ステーション 伊勢・鳥羽・志摩
伊勢市観光協会 (こちらは外宮バス停傍。レンタサイクルもあります。)







おはらい町通りの前にちょっと変わった駐在所があります。
電話ボックスも懐かしいですね。



電話ボックスと派出所



宇治橋鳥居





見えました。内宮の宇治橋鳥居です。

雨だというのに結構な人でした。
この鳥居の前でみんな記念撮影をしています。私は一人旅なので、誰かに撮ってもらうことにしました。気軽に撮ってくれそうな、人が良さそうで急いでなさそうな人を探します。腕に「撮影班」の腕章を付けた、プロ風のカメラを首から下げた一人がうまい具合にうろうろしています。何の撮影班でしょうね?
取りあえず思い切って声を掛けたら、狙い通り愛想よく引き受けてくださいました。

「鳥居を入れるなら、もっと下がったほうがいいですね」

と自ら動いて、構図もきちんと考えてくれました。

「確認してください。こんな感じでどうでしょう」

「いや、最高です」

さすがプロ(?)は仕事が細かいです。構図も見事に決まっていました。
笑顔になったところで礼を言ってお別れします。

今回の旅では、一期一会を意識して、思い切って自ら声を掛けることが多かったようです。いろんな一期一会の方々に写真を撮っていただき、私もその方たちの写真を撮らせていただきました。(来週あたりプリントアウトして、送ろうかと思っています)


で、話が飛びましたが、内宮です。


伊勢神宮内宮は、天照大御神(あまてらすおおみかみ)が御祭神です。天照大神は、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の娘で、高天原(たかまがはら)の主神です。
皇室の御先祖の神で、日本人の総氏神と呼ばれています。
それから日の神、太陽の女神です。


今日は天照大神はお隠れのようです。





宇治橋を渡ります。聖俗界を分ける境界と言われています。

渡っている時の景色。五十鈴川です。

渡っている時の景色。子供もスキップするように橋を渡っています。




外宮と同じく内宮の地図(イラストマップ)のリンクを下に貼ります。ぜひ持っていきましょう。
ガイドブックは用意しなくても大丈夫だと思います。
おかげ横丁とおはらい町散策マップも便利です。


皇大神宮(内宮)イラストマップ
おかげ横丁ご案内
おはらい町散策まっぷ



ところで、わたくしごとですが、宇治山田に到着と同時にかなりショックな出来事がありました。




宇治橋を渡り、大山祗神社と子安神社を参拝してから、正宮に向かいます。

内宮の宮域図。

手水舎です。

斎館です。祭の前に神職が身を清め、穢れを祓うためにお籠もりする建物です。

五十鈴川。御手洗場になっています、ここで手を浄めます。
五十鈴川とその前の檜の森。




五十鈴川の前が山になっています。山の木のほとんどが檜です。
20年に1度の大祭、神宮式年遷宮(じんぐうしきねんせんぐう)では、正殿(しょうでん)をはじめ、御垣内(みかきうち)のお建物全てを新造しますが、そのとき使われる御料木がこの山の檜です。
掘立柱(ほったてばしら)に萱(かや)の屋根が特徴の神宮の建築様式は、唯一神明造(ゆいいつしんめいづくり)と呼ばれています。
弥生時代にまで遡る高床式穀倉(たかゆかしきこくそう)の姿を今に伝えています。
檜(ひ)の香も高いお建物が完成するまでには、ほぼ10年の歳月を要するそうです。


神宮式年遷宮




第二鳥居を通り過ぎて奥へ進んで行く。


神楽殿です。個人的な祈祷をしています。

神楽殿正面より。

正宮に行くまでの道程には立派な木々が多いです。

四至神(みやのめぐりのかみ)。宮域の境界の守護神。社殿を持たない神です。


木々はダンスしているような枝ぶりですね。

正宮の奥の霞みがかった木々に感じ入りました。

人が多いですね。わが国で最も尊いお宮だけあります。

人間が小さく見えます。



本当なら、この私の大好きな自然の姿(景色)は、一眼レフカメラで撮っているはずなのですが、宇治山田に着いた瞬間、何の因果か、壊れました。

いえ、カメラがじゃなくて、レンズがです。
ズームレンズがピクリとも動かなくなりました。
噛み合わせが悪いようで、以前も一度こういうことがありました。その時は、力を込めてまわしたら、直ったので、何とか今回も直らないかと、うんうん唸りながら、汗をかきながら、半ば泣きべそをかきながら、力を入れて回しましたが、奇跡は二度と起こりませんでした。

この日に限って交換レンズを持っていかなかったんですね。

それから、カメラは新しく買い換えたばかりの、以前からずっと欲しかった機種で、伊勢神宮と熊野を撮りたくて、撮りたくて、だからこの日に合わせて購入したものでした。

私の落胆がわかっていただけるでしょうか。


伊勢の神様にお祈りしたら直らないかしら、と思いました。一生懸命祈りました。そのお願いに来たのではないのですが、たとえ他のことでも、一生懸命祈っていたらその行為を認めてくれて、ふとレンズも直るのではないかと思ったのです。
外宮の正宮と別宮をお参りした後、風宮の前で、また力を入れて回したら、ガコン!!と衝撃と共にまわりました。今までピクリとも動かなかったものがするりと回った。
やった! 祈りが通じた、直ったのだ、と飛び上がらんばかりに喜びました。ところが、カランコロンと今度は変な音が鳴る。蓋を外して、見ると、なんと内側のレンズの玉自体が外れていました。直ったどころかますます酷く壊れてしまっていたのです。


「伊勢神宮=聖地」という思いまでひしゃげていくようでした。


天照大神はお隠れになり、雨が降りしきる。そんな中、買ったばかりの、使えない一眼レフを持って、伊勢神宮を歩いている。


運よく、コンデジを2台持って行っていたので、気分を切り替えて、コンデジで撮り始めました。
壊れた標準ズームレンズは、今まで、私の安いカメラの性能をずっと補っては頑張ってくれたレンズです。私がメインに使っていたものでした。
新しいカメラを購入して、性能が良くなった途端壊れたのですから、もしかしたらずいぶん負担をかけていたのかもしれません。
「少し休ませてよ」、もう大丈夫でしょう、と声が聞こえて来るようでした。









本宮をお参りしたので、別宮を廻ります。天照大神の荒御魂(あらみたま)が祀られている荒祭宮(あらまつりのみや)へ向かいます。




外幣殿です。

御稲御倉です。

荒祭宮です。



荒祭宮を見た後、休憩します。第二鳥居と神楽殿横のお土産を売っているところの間の道を行くと、立派な休憩所があります。参集殿と呼ばれていて、神宮のビデオを上映しています。冷たい飲み物も無料で飲めます。



休憩所の中です。


風日祈宮橋。宇治橋のミニチュアのような橋です。







風日祈宮(かざひのみのみや)です。これでざっくり一巡しました。
トトロのような森を見ながら帰ります。





御厩。内宮でも白馬にお目にかかれませんでした。







内宮を出て、おはらい町とおかげ横丁を散策します。




おはらい町です。





伊勢うどんを食べました。下の写真の岡田屋さんが有名ですが、混んでいるだろうと思ったので、その手前の違う店で食べました。
こしの全くない太めのうどんに、つゆというよりはたれをかけた異色のうどんです。






おはらい町の新橋の隣りにあります。その真ん前からおかげ横丁が始まります。




赤福本店に到着です。五十鈴川を見ながら赤福を頂きます。
赤福3個にお茶が付いて280円です。お茶はお替り自由、食券を買って、好きな席に座ると、お茶の係りの店員さんと、赤福の係りの店員さん(可愛い少女たちです)が、順番にお茶と赤福を持ってきてくれました。
お茶はお替り自由です。ちなみに、違う係りの子に、違う何かを頼むと全くコトが通じません。
赤福係りに「前の人が食べたお皿さげてくれない?」と頼んで、断られていた年配のお客さんが、「あ、係り違うのね~(不便ね~)」と呟いていました。











まだ10代の頃、赤福が大好きでした。新宿の構内にある全国のお土産を取り扱う売店で良く購入しました。当時は赤福というお菓子自体に夢中で、伊勢の名物だなんて、知っていたのか知らなかったのか、まったくどうでも良かったのです。
何十年も経って、その私が伊勢本店で赤福を食べている。ふと当時を思い出して、しみじみしました。あの頃の私が見たらどう思うでしょうか。まさか赤福を食べに伊勢まで行ったわけじゃないよね? とか。え? 伊勢だったの? それどこ?

三重県伊勢市宇治館町ですよ!!


・・人生とは妙なものです。




伊勢神宮の住所
赤福 (赤福氷も美味しいらしいです!)













時間があればおかげ座をもっと見たかったです。






射的やってます。

神宮会館前バス停です。




お疲れ様でした。
帰りは、おかげ横丁を抜けて、神宮会館前からバスに乗ります。
ここから乗ると伊勢市まで320円です。(内宮から乗るよりお得感がありますね)


ちょっと人気のおかげ横丁をさっくり通り過ぎたでしょうか。今回は駆け足の旅だったので、今度またゆっくり伊勢神宮に行きたいと思います。おかげ座も見たいです。

叶うことなら。

私ももう年なので、もしかしたら、人だけではなく土地とも、一期一会。
次はないかもしれないなぁ、と弱気に思ったりもするのですが。
叶うことなら、ぜひ、もう一度来たいと思います。


今度こそ、お気に入りのカメラで、ちゃんと写真を撮りたいですね。







帰りは伊勢市駅から電車に乗ります。







快速みえに乗って、伊勢市から多気へ。
多気からJR紀勢本線で和歌山県の新宮へ入ります。


新宮で一泊して、翌朝から熊野古道へ向かいます。

ぜひ、一緒に巡りましょう。



紀伊半島の自然は、ますます深く、色濃くなって行きます。







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