空と海の境の消えたところ。
こんにちは!
土曜日は、久しぶりに山に行ってきましたよ。山って行きます? まぁ、興味のない方もいるかと思うんですが、今人気のヤビツ峠から大山行きの、登りが1時間20分と言うお手軽コース、誰でも登れる行程かと思いますので、良かったら見ていって下さいね。
山に行くと簡単にストレスが発散できると言うのか、心が洗われると言うのか、とにかくすっきりとしたいい気分になるんですよね〜
下のブログも参考になります。私は行く前に読んで行きました。
<登山レポ>ヤビツ峠から大山へ登ってみた!意外と知らない?初心者向け“穴場ルート”で秦野・丹沢登山の山旅へ
ヤビツ峠〜大山。
このお手軽コース、何がいいかって、標高750mのところまで一気にバスで行ってくれるんですよね。(秦野駅から神奈中の直通バスが出ています)スタート地点からもう山の上だという。数々の小さな山を見下ろしての余裕のスタートです。
まぁ、それだけだと阿夫利神社下社(標高約700m)まで一気にケーブルカーで行く表参道と変わらないんですけれどね、景色がいいんですよ〜 勾配が緩やかな尾根、トラバースもありなんで、ずっと見晴し台の景色を眺めているような登山道なんですよね。同じ理由から登りやすい、初心者向け、と言うのもありますよね。
私の場合、登山自体が、1年9ヶ月ぶりだったんで、リハビリ登山にはちょうど良い登りやすいコースでした。
帰りは山の雪が溶けていて、かなりドロドロの山道に。尻餅をついたら最後だな、と思って、(恥ずかしくて電車に乗れないレベルになります)帰りは必死で降りましたけどね、行きは雪がサクサクして気分が良かったですね〜 普通の靴で全然余裕でしたよ。
あれと比べると、本当に楽だったなぁ、と言うのが率直な印象です。神様には悪いけれど、ちょくちょくこちらのコースを利用させてもらおうかしら、大山に行く時は。
ここから見晴台に向かって降りて行って、見晴台の1.8km手前の分岐で外れて、不動尻に向かって降りて行きました。ちょっと冒頭のヤマップで紹介したコースとは違うのですが、鐘ケ嶽の方に降りていったんですよね。広沢寺温泉に入って帰ろうと言うことになっていまして。
広沢寺温泉と言う古くていい感じの温泉郷があるんですよ。実は今回入らないで帰ってきてしまったんですが、興味のある方は下記も見てみてくださいね。
写真上が見晴台へのコースと広沢寺温泉への分岐です。
お腹が空いてきたので、そろそろ休憩です。芝のように草の生えているなだらかなところで、シートを引いて、おにぎりと卵スープとカップラーメンを食べました。
目の前に広がる景色は海と空が相まって、境界が消えていました。
これが可愛くってツボです!(シール付きです!)
なんかポケモンの模様のピンクのかまぼこ?が〜
もう可愛すぎて食べたくなくなるレベルです。
ミーちゃんというのは、先月の終わりに亡くなってしまった愛猫なんですが。今日もペンダントに入れたミーちゃんの小さな遺骨と一緒に山を登ったんですよね。本当はなくしたらどうしようと思って置いてこようと思ったんですが、ミーちゃんにいい景色を見せたくなってしまって。
で、あの美しい景色の場所に、ミーちゃんがいるような気がしてしまった。
そうしたら、なんだかしんみりしてしまいましたね。ミーちゃんは先に死んでしまったけれど、そうすることで違う場所に行って、今は天使さんか神様になろうとしている、(もしくはもうなった)そして、私やキーちゃんを見守っていてくれるような気がしました。
遠く離れた場所からきっと。その場所は、あんなふうに空と海が消えたような綺麗なところなんだろうなぁ。
この日は暖かい日で、ポカポカした日差しもとても気持ちが良かったです。
そして、1時間ほどまったりして、山を下って行きました!
広沢寺温泉バス停が5.2kmと書いてあります、下の写真。
広沢寺温泉からはバスが出ているんですが、1日に2本ほどしかないそうで、バスを見たことがないの話でした。
そうなんだ、と思っていたら・・・
(写真下、不動尻までの下り道で、三又がたくさん生っていました)
さて、温泉に入るか、と広沢寺温泉についたらなんと! 一度も見たことがない、という珍しいバスが止まって待っているではありませんか。ちょうど発車待ちです。
これはもう、神様に、今日はもう帰れ、と言われているんだな、と思いましたね。
なぜなら、置いてきたキーちゃんのことが気になって仕方なかったので。
ミーちゃんがいなくなってから、一人でのお留守番が寂しいみたいで、やたらと甘えっ子モードなんです。帰ると、ミャアミャア泣くんですよね。
だからキーちゃんが気になっていた。
それで、ちょうど発車待ちだったバスに乗って帰ることにしました。
広沢寺温泉、また来るね〜
帰宅後、やっぱりキーちゃんはミャアミャア泣いていました。でも、ミーちゃんが守ってくれているから大丈夫だったでしょ、なんて思いました。上に書いた、怖い鐘ケ嶽の側のトンネルを通る時も、今日はミーちゃんがついているから大丈夫! とわけもなく強気で、胸元のペンダントを触ったりしていました。
そんなわけで、リハビリ登山の報告は終わりです! 最後までお付き合い、ありがとうございました。
私はとても元気です。
ミーちゃんがいなくて寂しいですけれど、代わりに、天使さんがひとりお友達になってくれたような心強い気持ちがしています。
では今日も素敵な時間をお過ごしください。
笑顔の1日となりますように。
願いを込めて。